宜野湾市議会 > 2018-12-14 >
12月14日-05号

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  1. 宜野湾市議会 2018-12-14
    12月14日-05号


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    平成30年 12月 定例会(第419回)   平成30年第419回宜野湾市議会定例会会議録(第5日目)                       午前10時00分(開議時刻)            平成30年12月14日(金)                       午後3時37分(散会時刻)1.出席議員(25名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   上地安之     2   伊佐文貴       3   平安座武志    4   又吉 亮       5   栄田直樹     6   上里広幸       7   宮城政司     8   宮城 力      10   宮城 司    11   石川 慶      12   宮城 克    13   山城康弘      14   真喜志晃一   15   知念秀明      16   玉城健一郎   17   伊佐哲雄      18   屋良千枝美   19   知名康司      20   呉屋 等    21   平良眞一      22   桃原 朗    23   伊波一男      24   岸本一徳    25   桃原 功      26   米須清正2.欠席議員(1名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       9   濱元朝晴3.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      知念春美   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     米須良清     基地政策部長   鈴木宏治   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   比嘉直美   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     古波蔵 晃  教育部長     比嘉 透     指導部長     甲斐達二   消防長      浜川秀雄4.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     東川上芳光  課長       多和田眞満     議事係長     中村 誠   議事担当主査   大城拓也     主任主事     渡嘉敷 真  主事       棚原裕貴5.会議に付した事件は議事日程第5号の2及び第5号とおりである。              議事日程第5号の2         平成30年12月14日(金)午前10時00分開議 日程第1 議案第68号 平成30年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号)             (総務常任委員長報告) 日程第2 議案第72号 平成30年度宜野湾市介護保険特別会計補正予算(第2号)             (福祉教育常任委員長報告)              議事日程第5号 日程第1 一般質問   (1)知名康司      (2)宮城 力   (3)呉屋 等      (4)宮城政司 ○上地安之議長 おはようございます。ただいまから第419回宜野湾市議会定例会第5日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第5号の2から進めてまいります。 日程第1.議案第68号 平成30年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号)議題といたします。 本件に対する委員長の報告を求めます。総務常任委員長。 ◆桃原朗総務常任委員長 議員諸公の皆さん、おはようございます。ただいま議題となりました議案第68号について、総務常任委員会の審査報告をいたします。 本委員会は、平成30年12月6日の本会議において付託されました議案第68号 平成30年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号)を審査した結果、12月12日、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 委員会においては、企画部次長、総務部次長及び関係職員の出席を求め、関係資料を提出させ、説明を聴取して審査を行ってまいりました。 議案の概要につきましては、補正額として6億7,490万1,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ464億2,379万円とする内容でございます。 委員会審査においては、学校敷地保全対策事業の増額理由について質疑がなされ、それに対し、ことし6月18日に大阪府で発生した地震によるブロック塀倒壊事故により人命が失われたことを受け、職員及び専門家による危険箇所の抽出を行った。確認された危険箇所については、ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金を活用し、総延長約3,100メートルのブロック塀を改修するとの答弁がなされております。 また、保育所等整備交付金の減額理由について質疑がなされ、これに対し、平成31年4月の開園に向けて整備をしている保育園1カ所が、園舎に隣接する土地の一部を園舎敷地として利用するため、地権者と賃借契約等について協議を行ったが調整がつかず、修正設計による工期延長が発生したため、整備交付金の減額を行うとの説明がございました。 本件の採決に当たっては、桃原功委員ほか1名から、債務負担行為補正のうち市民広場の警備委託料1,251万6,000円を削除する修正案が提出され、討論に当たっては、市民広場の利用に際し、許可証がなく駐車を不許可とした件数を市当局は正確に把握しておらず、また米軍からの回答がないことを理由に、シルバー人材センターへの委託等による事業費の見直しも行われずに事業を継続することに納得がいかないとの修正案への賛成討論に対し、許可証を持っていない場合でも、入り口付近で一時的に駐車させるなど臨機応変に対応しており、また警備員の配置は平成24年に保安上の理由で閉鎖された際の利用再開の要件となっているとの修正案への反対討論がなされ、挙手採決の結果、賛成少数により修正案は否決されました。 したがって、原案について挙手による採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものといたしております。 以上を御報告申し上げて、あとは皆様の質疑にお答えしたいと思います。 ○上地安之議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○上地安之議長 質疑もないようですので、質疑を終わり、あわせて委員長報告も終わりたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時06分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時06分) ただいまの議案第68号に対し、桃原功議員ほか6名から修正案が提出されております。よって、これを本案とあわせて議題とし、修正案に対する提出者の趣旨説明を求めます。桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) おはようございます。ただいま議題となりました平成30年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号)について、修正を求める立場で御提案を申し上げます。 別紙で用意してあります修正案を御準備お願いします。議案第68号 平成30年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号)、3ページ目をお開きください。委員長報告からもありましたように、私がこの修正案を提出する箇所は、この3ページ目の真ん中の警備委託料、期間が平成30年度から平成31年度まで、金額が1,251万6,000円の債務負担行為であります。この警備委託料の趣旨については、皆様方も御承知のとおり、市民広場において警備員を配置して入ってくる方々をチェックするという事業です。この事業は6年目に入っていくと思いますけれども、この事業に対してさきの委員長報告でもありましたように、例えば許可証を保持していない方々に対しても対応して、臨機応変に入場を認めているということを考えますと、なおさらこの予算は重要な予算ではないのではないか。 これまでに一般質問、本会議場におきましても与党議員の皆様からも、この警備委託料に対しての再考を求める意見もありました。この予算を仮にほかの予算に回すということを考えると、本会議場でも一般質問等でもありましたように、年間1,200万円、これが5年経過すると6,000万円近くがほかの予算に回せる。例えばマイクロバスが年に1台購入ができる。この5年間で5台も購入できた。そして、委員会での次長の答弁におきましても、許可証を持っていなくても臨機応変に対応する。そういうことからすると、なおさらこの許可証の意味あるいは警備の意味が薄れてくるという点と、仮に許可証を持っていない方に対して、断った方はいるのかという質疑に対して、そこまではチェックしていないという委員会での答弁がありました。そのように、その事業自体のチェックも曖昧なまま、私たちは予算を通すことはままならないということで、この部分だけを削除した提案でございます。ぜひ議員皆様方にも再考いただき、私たちが提案をした修正案に御同意いただきますようお願いを申し上げます。以上でございます。 ○上地安之議長 本修正案に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○上地安之議長 本修正案に対する質疑はないようですので、質疑を終わりたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時11分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時12分) 議案第68号 平成30年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号)並びに桃原功議員ほか6名から提出された修正案に対する討論を許します。 まず、修正案に反対、原案に賛成の討論を許します。知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 皆さん、おはようございます。ただいま上程されました議案第68号 平成30年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号)について、修正案に反対し、原案に賛成の立場から討論をいたします。 平成30年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号)の第3条、第3表、債務負担行為補正、市民広場の警備委託料、期間は平成30年度から平成31年度までの委託料でございます。1,251万6,000円でございます。市民広場は、平日、土、日、また祝祭日と、午前7時から午後7時まで多くの市民の皆様方がスポーツ、遠足など集いの場として利用しております。また、駐車場に車両を駐車しようとする人は、あらかじめ駐車許可申請を出して許可を受けなければいけません。ただし、送り迎えや野球場、グラウンドA、Bを御利用の方は、あいたスペースに移動してもらうことで利用をさせております。 普天間基地ゲートエリアの保安維持のため、午前7時から午後7時までは警備員2名が配置されております。配置された経緯は、平成24年のオスプレイの配備により、本市においてさまざまな動きがあり、米軍側から保安上、また警備上の理由により、市民広場は平成24年9月27日から12月28日の間、約3カ月間閉鎖されました。その間、市民団体から市に対し、再三にわたる開放の要望などを受け、市は米側と交渉を行い、普天間基地機能に支障が出ないよう警備員を配置することで米側の合意を取りつけ、市民広場の開放にこぎつけた経緯がございます。今回の警備委託料1,251万6,000円は、今年度契約、平成31年度の債務負担行為追加でございます。 以上のことから、修正案に反対し、原案に賛成の討論といたします。議員諸公の皆様方の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 次に、修正案に賛成、原案に反対の討論を許します。宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 皆さん、おはようございます。結・市民ネットワークの宮城政司です。ただいま提案されました議案第68号 平成30年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号)の修正案に賛成の立場で討論させていただきます。 警備委託料という事項に対し、実際には利用許可証を持たない者でも利用できてしまう状況、利用者の数が集計管理できていない実態、シルバー人材センターの活用など市当局からの提案に対し、米軍は回答しない状況、米軍の活動に影響を与えるような行動をさせないような警備が必要とありますが、米軍の活動に影響を与えるような行動を想定すると、現状の警備では対応できないと思われます。こういった状況を鑑みて、1,251万6,000円という金額を市民の皆様からの税金を利用するには適切ではないと考えます。 以上のことから、修正案に賛成の討論といたします。議員の皆様の御賛同をお願い申し上げて討論を終わります。 ○上地安之議長 討論も尽きたようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 まず、桃原功議員ほか6名の修正案から採決いたします。 修正案に賛成の議員の起立を求めます。     (起立少数)(賛成7:反対18) ○上地安之議長 起立少数であります。よって、本修正案は否決されました。
    上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時20分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時20分) 次に、本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数)(賛成18:反対7) ○上地安之議長 起立多数であります。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。 日程第2.議案第72号 平成30年度宜野湾市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本件に対する委員長の報告を求めます。福祉教育常任委員長。 ◆山城康弘福祉教育常任委員長 皆様、おはようございます。ただいま議題となりました議案第72号について、福祉教育常任委員会の審査報告をいたします。 本委員会は、平成30年12月6日の本会議において付託されました議案第72号 平成30年度宜野湾市介護保険特別会計補正予算(第2号)を審査した結果、12月10日、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 委員会においては、健康推進部次長及び関係職員の出席を求め、関係資料を提出させ、説明を聴取して審査を行いました。 議案の概要につきましては、補正額として470万6,000円を減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ62億7,407万1,000円とする内容でございます。 委員会審査においては、歳出の介護予防・生活支援サービス事業費が減額となっている主な理由について質疑がなされ、これに対し、通所型サービスについて、4カ所の事業所で開始する計画が1カ所となったことによる委託料の減額であるとの答弁がございました。 また、介護予防・生活支援サービス事業の効果について質疑がなされ、これに対し、現行相当サービスの受給者に対して適したサービスを提供することにより、給付費を抑制する効果があるとの答弁がございました。 そのほか、介護長寿課に所属する看護師の報酬の見直しについても多くの質疑がございました。 本件については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。 以上、報告を申し上げて、あとは皆様の御質疑にお答えいたします。 ○上地安之議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○上地安之議長 質疑もないようですので、質疑を終わり、あわせて委員長報告も終わりたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。     (「省略」という者あり) ○上地安之議長 討論もないようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第72号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○上地安之議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 以上で議事日程表第5号の2は終了しました。 これより議事は、議事日程表第5号により進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。19番 知名康司議員の質問を許します。知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 皆さん、おはようございます。本日、一般質問も3日目です。絆輝クラブの知名康司でございます。ことしも早いもので、もう既に12月、月半分も過ぎております。平成の時代も最後になります。西暦2018年ももう終わろうとしていますきょうこのごろです。皆さん、お元気でしょうか。2~3日前に東京でも初雪を見たそうです。ここ沖縄もだんだんと寒くなっていきましょう。私と同年生で63にもなりますが、突然手術して入院していますというメールが届きました。びっくりしましたが、我々ももうそろそろそういう年齢に来ているのかなと今感じているところです。皆さん方も体には気をつけてください。しっかりと体調を整え、議員活動、また仕事に、地域活動、精いっぱい頑張ってまいりましょう。 それでは、議長からお許しいただきましたので、一般質問に入ります。通告の最初の質問が、死亡時の行政手続の簡略化となっておりますが、先ほど同級生が入院したというのを言ったばかりなものだから、順番入れかえて2番目のいこいの市民パーク西側の駐車場整備についてから伺いたいと思いますが、よろしいでしょうか。 では、2番目のいこいの市民パーク西側への駐車場整備についてから始めます。まず、いこいの市民パークは別名いこパーと呼ばれていて、非常に親しみやすい、また覚えやすい公園になっております。御存じのように平日、土、日、祝祭日、またふだんの夕方から夜にかけても多くの利用者、市民が、それぞれ思い思いで楽しんでおります。場所によっては、グラウンドゴルフあるいはテニス、散歩、ローラースケート、バスケットなど、小さい子供から親子連れ、またお年寄りまで多くの市民が利用をしております。最初に伺うのは、このいこいの市民パーク、どれほどの市民が利用しているのかからお伺いをいたします。 あとは自席での一般質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 おはようございます。知名康司議員の御質問にお答えいたします。いこいの市民パークの利用者につきましては、バスケットコート、テニスコート、多目的広場などさまざまな施設で多くの利用者が日々にぎわっており、予約が必要な施設の利用者数は、平成29年度で3万9,356人となっております。しかし、公園には4カ所の出入り口があり、予約以外の全体の利用者のカウントは行ってはおりません。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 平成29年度で3万9,000人、約4万人近くが利用されているということでありました。公園を利用する際は、当然近くから来る場合は歩いてくるし、また中には走ってくる方もいらっしゃるはずだし、自転車あるいは車とか、いろんな方法で来ております。当然、車、バイクで来た場合には、駐車場が必要になります。いこいの市民パーク内の駐車場の場所と、あとは駐車可能な台数についてお答えください。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークの駐車場につきましては、3カ所ございまして、普通乗用車62台、身障者用5台でございます。台数内訳でございますが、国道330号からの南側出入り口には、普通乗用車49台、身障者用2台、市道19区7号線からの東側出入口には、普通乗用車用13台、身障者用1台、市道宜野湾10号からの西側出入り口は、身障者用2台となっております。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 部長からの答弁だと、3カ所の駐車場があって、その3カ所で収容ができるのは62台、そのうち5台が障害者向けということでありました。ピクニックなどで団体が利用する場合も当然あります。その際、バスで来られると思いますが、公園駐車場内にバス専用駐車場は確保されているのかどうかをお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークの駐車場には、バスの専用駐車場はございませんが、中南部からの保育園、小学校で利用したいとバスで来られる方がおられます。その際には、国道側駐車場の時計台前にとめていただく対応をとってもらっております。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) バス専用駐車場というのはないのですけれども、バスが来た場合は、スペースは押さえてとめさせているということでありました。市民がいつも要望しているのは、このいこいの市民パーク、近くに駐車場があって利用しやすいかどうかということでございます。近々、平成31年度、宜野湾11号が供用開始予定でございますが、この宜野湾11号が開通されたときに、いこいの市民パークはさらに利用されますが、その際アクセス道路も必要だと思いますが、駐車場の整備の予定。特に現在国道側の東寄り、北側、それと南側にも小さいのですけれども駐車場があります。西側に関しては、今は駐車場がない状態ですので、それを踏まえての整備の状況、予定がございましたら御答弁ください。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークにつきましては、徒歩圏域内に居住する方が利用することを目的として整備を行っておりまして、公園整備計画における必要駐車場台数は既に確保できているものと考えております。さらなる駐車場の整備につきましては、土地の高低差等の課題や土地の取得も必要となりますので、今後の整備の課題として考えております。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 駐車場西側の整備に関しては、かなり厳しいということでございました。また、駐車場ができないとなると、当然宜野湾11号、かなりの台数が通りながらいこいの市民パークを利用する方がいらっしゃると思うのです。その際、近隣からの市民、車で来た際の乗りおり、あとは歩行者が出入りができるように進入路、それはぜひ整備していただきたいと思いますが、いかがでしょう。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークにつきましては、公園から徒歩圏内1キロメートルに居住する方が利用することになりますので、基本的な話になりますけれども、宜野湾11号に合わせた歩行者専用通路の整備についても取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 宜野湾11号を整備する際は、ぜひ歩行者が出入りできる進入路の整備もよろしくお願いいたします。 さて、先ほど最初に質問しようとしていた死亡時の行政手続の簡略化と専用窓口の設置でございます。全国の自治体では、死亡時の際の専用窓口、またお悔やみコーナーとも言われる手続を簡単にし、遺族に負担をかけないような窓口の設置が徐々に進んでおります。お悔やみコーナー開設の先駆けは、大分県別府市役所だと聞いております。平成28年5月、2年前からスタートしております。その後、兵庫県三田市役所、また三重県松阪市役所と設置が続いております。また、開設に向けて準備している自治体もだんだんと多くなっているということを聞いております。 そこで、死亡時の際、手続が多く煩雑で大変だということを聞いております。当局での死亡時の際の行政の手続の簡略化はどうなっているのかからお伺いをいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 おはようございます。知名康司議員の御質問にお答えします。死亡時の手続につきましては、現状の取り組みとしまして、市民課戸籍係で死亡届を受理する際に、必要な手続が想定される内容を一覧にしたチラシを配布しながら、市民の皆さんに案内できるような対応をとっているところでございます。手続の簡略化については、改善できる点がないかを引き続き検討している状況でございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 手続の簡略化ということから伺いましたが、実際身近な人が亡くなったときに、どのような手続をやってどのくらい煩雑で大変なのか、その手続の流れを答えてください。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えします。死亡時の行政手続としましては、関係部署が大まかに5課、約37種類の申請書等がございます。市民課のほうに死亡届を提出していただいた後、関係窓口を回って手続をしていただいている状況でございます。市民の方からは、それぞれの窓口において住所、氏名など何度も記載する必要があるため、手続が煩雑であるというような御意見をいただいているということも承知はしてございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 市役所での手続が5課、37種類に及ぶということでございましたが、亡くなられた方が手続する場合は、市役所以外にも法務局とか、あとは免許証とか、さまざまな手続があって、確かに大変なことでしょう。そういったこともございました。 ことし5月に我々は会派の中で、宮城司議員と石川慶議員、それと私の3名で大分県別府市役所へお悔やみコーナーの調査に行ってまいりました。お悔やみコーナー設置のきっかけは、若手職員の発案で、たらい回しゼロ作戦と称した窓口業務の改革案でございました。平成28年、まだ2年前です。それ以来、市民からはかなり喜ばれて好評だということであります。特に足の悪い高齢者には喜ばれているそうです。当市も2年前には市民課窓口が民営化されました。丁寧な対応、親切な受け答えで、当然評判も高いです。宜野湾市もお悔やみコーナーあるいは専用窓口を設置し、ぜひ県内での先駆けとなっていただきたいし、市民からも大変喜ばれるということが結果に出てまいりますので、市民サービスや市民福祉の向上からでも、ぜひ早い段階で動いていただき、事務手続の簡略化と、またさらに専用窓口ができるということを予想しての設置を早めていただきたいと思いますが、どうでしょう。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。現状としましては、1階ロビーは狭隘なため、スペース等の問題もございますけれども、御遺族の心情あるいはまた市民サービスの向上といった視点から、関係部署と連携をとりながら、市民手続に係る負担軽減をできるよう、実施に向けて引き続き検討させていただきたいと考えております。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 窓口に関しては、職員自体は最低2名ぐらいが必要ということでありましたので、少し窓口を改善というか、便利なように工夫しながらやっていただきたいと希望いたします。 次の質問に参ります。安室奈美恵ミュージアム(仮称)構想及び観光振興についてでございます。安室奈美恵さん、歌姫として、また「Hero」という歌がオリンピックソングとして歌われております。県内、国内、海外でも人気のあった安室奈美恵さんは、沖縄コンベンションセンターでの公演を最後に、9月16日に芸能界から引退されました。残念なことではありますが、お疲れさんでしたということであります。沖縄県、ここ宜野湾市にも大きな貢献をしていただいたというのを聞いております。「安室ちゃんにハートを」をキャッチフレーズに、北海道から沖縄まで全国34都市を回り、ファンの方から思いがこもったハートカードが届けられています。投函するのがハートポストというチラシが、このポスト型の、ちょうどポストですね。この上にハートマークがありまして、これがカード、それとカードをおさめる展示ケースが、これもまたハート型のケースでございますが、この展示ケースには3万5,000通、これまでファンからいただいたカード、それがあるそうです。どちらもALLFOR916から寄贈されたものだということです。私もマリン支援センターに見に行ってまいりましたが、またほかにも横断幕あるいはボードなどもありました。現在、このマリン支援センターに展示されておりますが、質問としては1日目の宮城克議員、また玉城健一郎議員が出した質問と多少同じような内容にはなりますが、よろしくお願いいたします。 まず、1番目にハートポスト、先ほど見せたこのハートポスト、それとハート型の展示ケースなどの管理と活用方法を伺わせていただきます。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 おはようございます。知名康司議員の御質問にお答えいたします。ハートポストの保管方法につきましては、現在マリン支援センターに展示をしながら保管をしている状態でございます。ハートポストには安室奈美恵さんの直筆の貴重なサインがあることから、今後長期的に保管することを考えますと、紫外線による劣化や見学者が直接触れないようにするための対応が必要となります。また、保管場所につきましても、より適した施設への移管が必要になると考えていることから、今後関係部署と調整し、検討していきたいと考えております。 また、活用方法につきましては、市観光振興協会、日本郵便沖縄支社、電通沖縄とプロジェクトチームを組んで、次に掲げる事業などを実施していく予定となっております。1、ハートポストの展示を継続し、県内外から多くの観光客を誘致。2、ハートポストのレプリカを作成、設置し、そのハートポストに投函したはがきに関し、郵便局の協力のもと、ここでしか入手できないプレミアの風景印を押印することで、県内外からの観光客を誘致。3、本市でしか購入できないハートポストにちなんだフレーム切手を作成し、ふるさと納税の返礼品にも活用し、ふるさと納税額の増加、観光客の誘致を図る。現在、当事業に係るこれらの事業計画を策定しており、安室奈美恵さんが引退した日である9月16日に合わせて、次年度よりハートポストのレプリカ、フレーム切手のふるさと納税返礼品及び販売などを行っていきたいと考えております。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) ありがとうございます。積極的に活用していきたいものです。安室奈美恵ミュージアム、これは構想となっておりますが、ミュージアムというとどうしても箱形の施設を想定します。当局に対し、そのような要請あるいは依頼などはございましたか。当然、先ほど言ったハートポストとか展示ケースも含めて、宜野湾市のこれからの宝になると思います。また、ふだんから宜野湾市が一番と声にしています。それこそスピードアップしてさまざまな方法、またいろんな形で安室ファンの要望あるいは希望に応えていただきたいと願いますが、いかがでしょう。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。安室奈美恵さんへファンが思いを届けることを目的に実施されましたALLFOR916プロジェクトの事務局より、ハートポストを沖縄県の振興に役立ててほしいとの依頼はございましたが、安室奈美恵ミュージアムなどの施設建設については、特に要望を受けておりません。ただ、安室奈美恵さんが最後の引退ライブを本市で行ったことで、安室奈美恵さんのファンからは宜野湾市が聖地として捉えられており、そのような県外のファンから安室奈美恵ミュージアムの設置の要望に係る4,200名もの署名が市観光振興協会へ届いております。そのようなファンの皆様の思いを大切にし、今後の事業展開についても慎重に検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 当然、県内、国外、ファンはかなり多くおりますし、またそのファンが県内も含めて宜野湾市にも記念の日にはいらっしゃると思いますので、それを期待しながら次の質問に入ります。 創作市民劇の開催についてでございます。当市において、ほぼ2年越しに創作市民劇が開催されておりました。今年度2月には「謝名」というタイトルで、大謝名区、上大謝名区、大謝名団地自治会の3自治会が合同で市民劇を行っております。まず最初に、この創作市民劇を行う趣旨、目的をお伺いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎比嘉透教育部長 知名康司議員の御質問にお答えいたします。創作市民劇公演事業は、平成29年度に大謝名地域を題材とした「謝名」の公演をもちまして旧13字を一巡し、事業が終了したところでございます。本事業の目的は、市内各地域の歴史や文化を題材に戯曲化し、区民参加型による公演を通して、芸術文化の創造及び地域おこしにつなげることということで、趣旨、目的となっているところでございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 創作市民劇にはこれまでの歴史があると思います。これまで各字で13回開催されましたが、開催されるたびに成果が上がると思いますが、その成果はどうだったのでしょうか。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎比嘉透教育部長 御質問にお答えいたします。創作市民劇は、平成4年度に真志喜地域の「察度と黄金宮」から始まり、旧13字を単位に公演を継続してまいりました。途中平成15年度に市内全域を対象の「幾千もの夜を越えて」を公演しておりますので、これまでに合計14回の開催でございます。 事業成果に関しましては、14回の開催の中で多くの市民が創作市民劇に出演、そしてまた観覧者としてかかわっていることから、事業を通して地域の歴史や文化を知る機会、舞台芸術に関する機会を提供することができているところでございます。また、公演を行った地域では、市民劇をつくり上げる過程の中で、地域の結びつきが強まり、活性化が図られたという効果もございました。事業の目的でございます地域おこしに関しましても、市民劇を契機に宜野湾区においてはじのーん大綱引きが復活したり、あるいは大謝名区では大謝名区青年エイサー会が活性化し、10数年ぶりに宜野湾青年エイサー祭りへ出場したりするなど、多大な成果を上げているところでございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 私、13回と言いましたけれども、合計では14回ということでございました。 実は平成19年度、愛知地区、あのころは19区でした。そこで上演された「十九区交響曲~汝の敵を愛せよ~」という市民劇に私も出演をしております。地域のおじい、おばあや、周辺の中学生が2人おりまして、頑張って見事な演技をし、全員が感動を覚えておりました。また、しっかりと記憶にも残っております。平成27年度の公演、嘉数区の市民劇「嘉数上ヌ山」では、伊佐哲雄議員が村の頭衆という偉い人の役でしたけれども、これがまたはまり役で非常によかったということで、嘉数区もかなりまとまっておりました。そういったところで、創作市民劇、また次の開催があるのかどうか、あるとしたらいつ予定されているのかをお伺いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎比嘉透教育部長 御質問にお答えいたします。今年度は、これまでの事業全体を振り返って総括をするとともに、市内自治会に対して今後の創作市民劇に対するアンケート調査を行う予定でございます。現時点で新たな事業に関する具体的な計画は持ち合わせてございませんけれども、ほか自治体における類似事業の調査やアンケート調査の結果等を確認しながら、今後の芸術文化振興について検討してまいりたい、このように考えているところでございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) アンケートの結果も当然重要ですけれども、継続ということでやっていただきたいというのがあります。創作市民劇というぐらいですので、当然やる価値はございますし、部長から平成15年、全体でやった「幾千もの夜を越えて」というのがございました。これは市全体で取り組んだと思いますが、今後も含めてこういった形でも非常にいいのではないかと思います。というのは、各字に、当然旧字で今までやっておりますが、またお願いしたとしても同じような感じで出てくると思われるのです。それもいいのですけれども、宜野湾市が全体で取り組めるような、例えばほかの市ですとうるま市の肝高の阿麻和利とかわかりますか。高校生なんかがミュージカルみたいな感じで非常にすばらしい劇をしておりましたが、そういったのも参考にしながら宜野湾市の特徴を生かして、また宜野湾市が5年後には市制60周年を迎えるのです。この市制60周年に向けても、今のところ時間ありますから、市民に呼びかけしながらさまざまな形で、創作ですから、別に内容的にはいろんな形でできると思いますので、そういった周年事業に向けて取り組んでいただきたいと思います。また、かなりの市民の中には芝居師が多いですので、これはまたいろんな形で呼びかけて、ぜひ継続する形で取り組んでいただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎比嘉透教育部長 御質問にお答えいたします。議員御質問のございます点につきましては、他の自治会におけることも踏まえながら、今後芸術文化振興について御提言を含めて検討してまいりたい、このように考えているところでございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) よろしくお願いします。 次の質問に参ります。災害時避難施設としての赤道老人センターの活用と役割についてでございます。赤道老人福祉センターは、平成28年度から指定管理者によって管理をされております。日ごろの日中の管理体制、土、日、祝祭日及び夜間の管理体制はどうなっているのかをお伺いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎比嘉直美健康推進部長 議員の皆様、こんにちは。それでは、知名康司議員の御質問にお答えいたします。平成28年度より指定管理を行っております赤道老人福祉センターでございますが、開庁時間につきましては、平日が午前9時から午後9時まで、土、日、祝祭日が午前9時から午後5時までとなってございます。また、職員の配置につきましては、平日の午後5時までは2名から3名、5時以降は1名または2名体制で、土、日、祝祭日は1名または2名体制となってございます。閉庁時の管理体制でございますが、機械警備での対応となってございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 部長、ありがとうございます。しっかりと管理されていますね。災害時、特に沖縄の場合は台風が頻繁に来ます。台風時の管理体制もお答えください。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 知名康司議員の御質問にお答えします。市の地区防災計画に基づき、災害時の避難者の収容及び避難所の運営管理を担っておりますのは福祉推進部及び健康推進部と定めておりまして、台風地の自主避難所として開設をしております赤道老人福祉センターの管理運営についても、同様な対応をとってございます。台風時は、気象庁発表の暴風警報発令前並びに日が暮れる前に同センターを自主避難所として開設をし、暴風警報が解除されるまで、福祉推進部及び健康推進部職員が24時間常駐をし、対応している状況でございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) よくわかりました。福祉推進部、健康推進部が24時間体制をとっているということでございました。今回、台風24号、かなり厳しい、非常に激しい台風でありました。その後25号も来ておりますが、避難所として、当然避難されてくる方が家族も含めて何名かいらっしゃったと思いますけれども、それを答えてください。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。台風24号でございますけれども、9月28日に襲来してございます。その際には、22世帯、合計32名の自主避難となってございます。続いて、台風25号でございます。10月4日に襲来してございます。その際は、15世帯、合計15名の方が自主避難をしてございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 台風24号では32名、25号は15名が避難されております。聞いたところ、今回初めてこの避難所が停電したということでありましたが、そのときの状況、どんな状況だったのでしょうか、またどのような対応をとったのでしょうか。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えします。実際、台風24号の襲来の際に、赤道老人福祉センターを避難所として開設をした3日間のうち、2日間が停電の中での運営となってございます。災害時の停電対策として、太陽光発電及び蓄電池設備を整備しており、停電とともに蓄電池から非常用電源に切りかえをされ、電気は供給をされておりますけれども、4時間程度で電気が切れたという報告も受けております。その後は備えつけのポータブル発電機で最小限の電気を用いて、避難所運営を行っている状況でございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) どうしても台風の際は停電も当然予想されるし、外に出ることもできなくなりますから、そういったことが今回初めてあったということでございます。今後、赤道老人福祉センターが、そのまま避難所としてまた利用されますので、その維持管理体制も含め、当然今回の経験で停電も予想されますので、今後の課題として当局側の考えをお伺いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えします。避難所につきましては、被災者の生命の安全を確保する役割と、一時的に生活する施設としての重要な役割を果たすこともあり、大規模災害時における非常食、飲料水、毛布などの提供はもとより、災害情報の収集あるいは被災状況発信、そして安否確認のため、最低限必要な非常用電源の確保が課題であるというふうに捉えているところでございます。赤道老人福祉センターの避難所運営におきましても、平成28年度に整備をしております太陽光発電及び蓄電池設備、2日間は可能というふうになってございますけれども、そういった場合にも、停電時にバッテリーの限られた電気供給をいかに長く持たせるかという操作の取り扱いや実施訓練が、今後大変重要であるというふうに改めて認識をしているところでございます。 ○上地安之議長 知名康司議員。 ◆19番(知名康司議員) 熊本地震でしたか、非常時に一番必要なものは、携帯、あとは電灯、それとラジオということでございました。これは当然あると思いますけれども、非常時とは沖縄の場合、先ほど申し上げたように台風が主だと思いますけれども、その際の避難所、赤道老人福祉センター、しっかりと管理していただいて、避難者が安心できるような体制をとっていただきたいと思います。 以上を持ちまして私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございます。 ○上地安之議長 以上で19番 知名康司議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時13分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時23分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。8番 宮城力議員の質問を許します。宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。アチクーナタイ、ヒークナタイ、アミグヮーフタイ、カジバーバーサビシガ、ククルーワカワカト、マジュン、チバティー、イチャビラ。議席番号8番、日本共産党の宮城力です。よろしくお願いいたします。ただいま議長よりお許しがありましたので、一般質問を行いたいと思います。 まず初めに、基地行政について。宜野湾市の普天間飛行場は、市街地と隣接しており、保育園、学校、病院もある中、墜落の危険性や騒音による基地被害が市民の大きな負担になっています。先月は、外来機の飛行、ジェット機飛来、市内全域でとても大きな騒音が確認されています。苦情も多く寄せられていると思います。松川市長も普天間飛行場の固定化を許さず、危険性除去、基地の運用停止、一日も早い閉鎖、返還に向け、戦闘機、外来機の騒音被害について抗議要請行動をしています。宜野湾市の最優先課題として、今後もさらに米軍機の飛行ルートに関しても、日米両政府に強く訴えていただきたいと思います。 それでは、(1)、普天間第二小学校の避難指示状況について、10月、11月の避難回数を御答弁お願いいたします。 あとは自席から質問いたします。よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 こんにちは。宮城力議員の御質問にお答えいたします。10月1日以降は、監視員、誘導員を解除し、教師、児童は音を聞き、目視して、自分の判断で避難行動をとることとしてございます。学校へ聞き取りをしましたところ、避難行動の回数は、10月、2回、11月、ゼロ回の計2回でございます。ちなみに、実際に授業を中断して避難した回数はゼロ回でございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。避難回数は10月、11月と明らかに減っているということです。 それでは、米軍機の騒音は、教室によって差があるのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 お答えいたします。学校へのヒアリングによりますと、飛行場と隣接していることから、学校内はどこにいてもうるさく、場所によってその状況は特に変わらないとの回答を得てございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 私も普天間第二小学校のOBでして、今も騒音があるということで、一日も早い普天間飛行場の閉鎖、返還を求める思いであります。 10月に普天間第二小学校を視察しまして、米軍機からの窓枠落下後からの説明を受けているときに、戦闘機が3機学校上空を飛行していました。そして、嘉手納基地に配備されている戦闘機が、20分後には普天間基地に配備されているオスプレイがフェンスぎりぎりのところを通過していました。グラウンドに普天間第二小学校の児童はいませんでしたが、もし体育の授業をしていたとしたら、2回の避難をしていたかもしれません。これでは、授業どころではないと思いました。普天間第二小学校は、通常の学校生活が送れるようにと避難回数が減っています。休み時間、今は児童の判断で避難行動をとることとしていますが、先月からの米軍の飛行訓練、この4~5年で一番多いのではないかと思います。保護者の方々からの不安や心配の声も寄せられていますので、関係部署と連携して一つ一つ改善していただきたいと思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。(2)、米軍ヘリのものと見られる部品落下後の緑ヶ丘保育園の現状と本市の対応についてお伺いいたします。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長
    ◎鈴木宏治基地政策部長 こんにちは。宮城力議員の御質問にお答えいたします。緑ヶ丘保育園の現状につきましては、10月25日に園を訪問させていただいた際にも、園長や保護者の皆様から保育園上空で米軍機の飛行を確認しているとのお話も伺っているところであり、沖縄防衛局、米軍に対し、日米で合意されている米軍機の飛行ルートを遵守し、学校、病院を含む人口密集地域上空を避け、市民への影響を最小限にするよう強く求めているところでございます。 また、落下物の件につきましては、引き続き原因や事実関係について県警の調査状況を注視してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) それでは、緑ヶ丘保育園は日米で合意された飛行ルート外ですが、部品落下後、飛行がさらにふえているということであります。現在でも子供たちが楽しく遊んでいる真上を飛行しています。米国ではあり得ない、許せないことが、どうして全く改善されないのか。緑ヶ丘保育園の保護者、関係者は、事故の原因究明、再発防止、保育園上空の飛行禁止を強く求め、部品落下事故後不安と恐怖、そして心ない誹謗中傷で傷つきながらも、子供たちの命を守るために多くの要請行動をされています。当局としても、粘り強く日本政府並びに米軍に対して強く求めていただきたいと思いますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎鈴木宏治基地政策部長 御質問にお答えいたします。本市といたしましては、本件についての事実解明に向け協力をお願いするとともに、米側に対し場周経路を遵守するなど、市民への影響を最小限にするよう引き続き強く求めるとともに、市民が今なお苦しんでいる現状をお伝えしながら、普天間飛行場の一日も早い閉鎖、返還と、速やかな運用停止を初めとする返還までの間の危険性除去及び負担軽減の実現を強く求めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 緑ヶ丘保育園の落下物に関する資料、DVD、そして今月議員で緑ヶ丘保育園の視察をし、説明を受けて、受けとめ方、それぞれ変化が生じたと思います。私は、いまだに緑ヶ丘保育園に部品落下をさせたことを認めない米軍に対して、強い憤りを感じてなりません。これは沖縄県だけではなく、宜野湾市だけではなく、日本全国の問題として、さらに強く訴えていただきたいと思います。 それでは、(3)、普天間飛行場の5年以内の運用停止に向けた取り組みについてですが、今までの要請行動を御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎鈴木宏治基地政策部長 御質問にお答えいたします。5年以内の運用停止につきましては、仲井眞県政当時、平成26年2月に発足しました政府、沖縄県、宜野湾市を構成員とする普天間飛行場負担軽減推進会議及び同作業部会の議題として取り組まれているものでございます。発足当初は、約1カ月に1回程度の頻度で会議が開催されており、協議を重ねる中で平成26年8月には、KC-130空中給油機全15機の岩国基地への先行移駐が実現するなど、成果も出始めたところでございました。県政が変わりました平成26年12月以降は、1年9カ月の中断期間が生ずるなど、会議の開催が滞っていることも事実でございます。本市として、政府、県双方に対し会議を再開するよう再三要請を行っておりましたが、現状においても推進会議自体、開催が滞る状況が続いております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ぜひ会議を再開するよう積極的に働きかけていただきたいと思います。 今後、日本政府への要請行動、訪米要請行動も可能であれば、解決策に向けて全力を尽くしていただきたいと思いますが、当局の今後の要請行動についての御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎鈴木宏治基地政策部長 御質問にお答えいたします。5年以内の運用停止の実現に向けましては、推進会議及び同作業部会を継続的に開催し、具体的な議論を積み重ね、道筋をつけていく必要があると考えており、引き続き政府や県に対し、会議の早期開催を強く求めてまいります。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) こういったいろいろ政治の情勢が変わったということもあります。しかしながら、最近の県議会においても、5年以内の運用停止に向けた取り組み、県民集会を開催したらどうかとか、そして昨日屋良千枝美議員からも市民集会の提案もありました。多くの市民は、今普天間飛行場の5年以内の運用停止に向けて心の中がもやもやしています。ぜひ市民集会だったり市民への周知や説明等する場を設けてもらうこととか、ぜひ市民が実感できる形で御検討お願いできたらと思います。このことを申し上げて、次の質問に移らせていただきます。 PFOS等による環境汚染問題についてですが、沖縄県が8月から9月に実施した水質調査で、米軍普天間飛行場周辺の湧き水や地下水の一部で泡消火剤から分解生成されたと報告、化学物質が高い濃度で検出されたことがわかっています。県環境保全課が結果を受けて、PFOSなどが勧告値を超えて検出される原因が、普天間飛行場等で使用される泡消火剤である蓋然性がより高まったと考えられるとしています。この今回の調査から、泡消火剤から分解生成される化学物質の測定を始め、PFOSなどが一部の地点で高濃度が検出されています。米国の生涯健康勧告値1リットル当たり77グラムを超える。今回PFOS、PFOAは6地点で検出され、2016年以降の最高値の1リットル当たり2,000ナノグラムを宜野湾市喜友名のチュンナーガーで検出、ほかにメンダカリヒーガーで650ナノグラム、ヒャーカーガー、170ナノグラム、伊佐ウフガー、280ナノグラム、ほか喜友名の2つの地点でそれぞれ300ナノグラム、170ナノグラムと高濃度の値が出たとしています。今回検出された6地点は、いずれも普天間飛行場の下流側に位置する湧き水だったということです。このことについて市の周知対策はどのように行っているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 宮城力議員の御質問にお答えいたします。地域住民への周知に関しましては、沖縄県環境保全課が調査後に比較的高濃度で検出された自治会へ直接説明し、飲用に用いないよう自治会を通して周知しております。 なお、湧水に関しましては、湧水が自然の水であり、上水道のような水質管理が十分になされていないことが考えられますので、湧水を管理している管理者に対して、飲用禁止等に関する看板の設置等の要請をするとともに、市ホームページへの湧水飲用に関する掲示を掲載していくことも考えてまいります。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 今後、PFOSは有害物質リストにも追加されていますので、市が主体的になって独自の調査を取り組むことが必要だと思いますが、御見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。現在、有機フッ素化合物、PFOS、PFOAは、環境実態調査は沖縄県が年2回実施しているものでございます。本市といたしましては、引き続き情報収集に努めながら、原因究明及び状況把握のために継続的な調査を行っております沖縄県との連携体制を強化し、対応してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 御答弁ありがとうございます。有機フッ素化合物はフォーエバーケミカル、永遠に残る化学物質です。今後普天間基地返還後の汚染対策として、ぜひ今後も認識をさらに高めて取り組んでいただきたいと思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。2、道路行政についてですが、通告では(1)、(2)記載されていますが、済みません。私のミスで大変申しわけありません。訂正があります。訂正する箇所、まず(1)、「野嵩1丁目2番7号付近」及び「野嵩1丁目2番2号付近丁字路」と記載されていますが、実際は「野嵩2丁目2番7号交差点及び野嵩2丁目2番2号付近」の訂正です。済みません。そして、(2)、「市道野嵩29号」と記載されていますが、「普天間3区・喜友名線」への訂正であります。済みません。 それでは、道路行政について質問いたします。野嵩2丁目2番7号付近交差点及び野嵩2丁目2番2号付近丁字路へのカーブミラーの設置予定があるのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 宮城力議員の御質問にお答えいたします。市道野嵩11号に係る当該交差部につきましては、区画整理事業により整備された都市計画道路であるため、見通しのよい交差部と認識しておりますので、カーブミラーの設置予定はないところでございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) カーブミラーの設置予定はないということです。市役所裏通り、ホームセンターやスーパー、そして丁字路に向かっていった右はコンビニもありますし、左も新たにコンビニができています。今後、車、バイクの交通が多くなります。カーブミラーの設置は必要であります。今後どう対応していくのか、御見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。交差部にカーブミラーを設置する必要がないかというような御質問でございますが、設置することにより、カーブミラーに頼った運転になる可能性も考えられます。安全対策については、現地を十分調査し、対応してまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ぜひ今後は調査をし検討していただきたいと思います。 それでは、市道普天間3区・喜友名線、いすのき通りの車道整備を求めることについてですが、現状の整備状況ですと、道路のでこぼこが何カ所もあります。通勤する市民の方々からの声で、道路整備を改善してほしいという指摘をされています。本市の御見解をお聞かせください。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。当該道路の舗装状態として、アスファルトのひび割れや沈下を確認しておりますので、補修については道路維持管理のほうで対応してまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 特にバイク通勤をしている方々は、道路の削れている箇所によって転倒の危険を感じたという声が寄せられています。事故を未然に防ぐためには、必要な対策が求められますが、御見解をお聞かせください。お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。車両、バイクなどの交通安全のために道路のアスファルト補修が必要というふうに考えておりますので、道路維持管理のほうで対応していきたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。ぜひ改善していただきたいと思います。私も今ふと思い出したのですけれども、宜野湾市議会議員として6期24年、市民のために全力で頑張ってきた私の大先輩であります知念吉男さんも、このいすのき通りをバイクで通ったとき、やっぱり危険を感じたということで、市民駐車場のフェンスがある通りを今通っているということでもありますので、ぜひ改善をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。小中学校の学力向上への取り組みについて御質問いたします。宜野湾市の中学校への電子黒板整備状況について御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 御質問にお答えいたします。平成28年度に市内中学校へ電子黒板、書画カメラ、デジタル教科書の整備を行いました。電子黒板については、全部で108台整備いたしました。内訳としましては、普天間中学校25台、真志喜中学校30台、嘉数中学校29台、宜野湾中学校24台でございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。全国学習状況調査において、電子黒板を活用した授業のほうが、活用しない授業と比較して生徒の知識、理解、関心、意欲、思考、表現が確実に高いと報告されています。宜野湾市の中学校の電子黒板整備による効果をお聞かせください。お願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 お答えいたします。市内中学校生徒を対象に実施しておりますICTに関するアンケートの中に、「電子黒板を活用した授業はわかりやすいですか」との質問がございます。「わかりやすい」と回答した生徒の割合は、整備直後の平成28年11月は52%でございましたが、平成30年7月には90%に増加してございます。生徒から、図形の動きがイメージしやすい、図表の細かい部分が見やすくなった、理科の実験の手順を動画で確認することができるなどの声が上がっておりますことからも、生徒にとってわかりやすい授業が展開されていることがうかがえます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。想像していたよりかなりすごい効果率でございます。 それでは、市内小学校に電子黒板を整備する予定があるのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 お答えいたします。中学校での成果を踏まえ、小学校においても児童一人一人がわかったと実感できる授業を目指し、平成31年度に市内全小学校へ電子黒板の整備を予定してございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 楽しみであります。市内小学校に電子黒板が整備されましたら、期待される効果は中学校同様、児童の知識、理解、関心、意欲、思考、表現が期待されます。そのほかに期待される小学校ならではの効果をお聞かせください。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 お答えいたします。小学校で期待できる効果について説明申し上げます。例えば教科書や教材の文字を大きく投影して児童が見やすくなることで、授業への集中度が高まること。教師も児童も同じ画面を見ながら発表や意見交換を行うことで児童の興味関心が高まり、学習意欲の向上につながることなどが期待できます。また、児童がICT機器に直接触れる機会がふえることにより、機器操作への関心が高められ、情報活用能力や論理的思考力の向上につながることなどの効果もできるものと考えてございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。電子黒板が整備されることで、授業改善や教職員の業務効率化もありそうでしょうか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 お答えいたします。授業改善につきましては、教科書の内容などの拡大表示や動画再生、音声朗読などの機能を活用することにより、教師がわかる授業を展開し、児童の理解が深まることが期待できます。また、教師がこれまで手書きや拡大コピーなどで作成していた教材や資料が、電子黒板とデジタル教科書を組み合わせることで、そのまま拡大表示ができるようになり、教師の授業準備にかかる時間は大幅に短縮されるものと思われます。さらに、デジタル教科書をサーバーで共有することにより、教材研究を効率よく行うことができ、業務改善につながるものと考えてございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。授業改善、業務改善、教職員の業務の効率化とかも期待できるということで理解しました。全国に先駆けて四国の高知県が指定した2校のモデル校、小学校で4年生以上の児童について、教室に一人一人にタブレットPCを整備しています。学力向上の成果をもとに、ほかの小学校にも整備を行っています。児童の抵抗感もなく、教職員からの現状維持の希望も多いとのことです。ぜひ宜野湾市も未来ある子供たちへの教育、人材育成にこれからもさらにぜひ力を入れていただきたいと思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時59分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時59分) 午前の会議はこの程度にとどめ、残りの質問については午後1時30分から行います。その間休憩いたします。(休憩時刻 午前11時59分) △午後の会議 ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 午前に引き続き8番 宮城力議員の質問を許します。宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) 午前中に続きまして、一般質問を引き続きさせていただきます。 4、青少年ホームのスポーツ用具の使用状況と修繕について伺います。勤労青少年ホームの用具に関して、卓球場に関して質問いたします。卓球場の今の床の状態についてですが、滑りやすい状況にありまして、季節や天候によって湿気等でとても滑りやすいです。拭いても拭いても、本当に何度拭いても滑るという、そういうときがあります。今、小さなお子様から御年配の方まで利用されている施設であり、安全性において今後心配です。創意工夫により、安いコストで改善されたほうがいいと思いますが、いかがでしょうか。御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 こんにちは。宮城力議員の御質問にお答えいたします。勤労青少年ホームにおきまして、主に卓球で利用されている部屋は、軽運動室という名称になっております。施設の中でも人気が高く、多くの方に利用されている部屋でございます。同施設につきましては、年1回施設全体のワックスがけをしており、快適な利用環境となるよう努めているところでございますが、軽運動室につきましては窓を開放して御利用いただいていることもあり、雨天時などには湿気の影響を受けやすい状況となっております。議員御指摘の床につきましては、状態の確認や利用者への聞き取りなどをしまして、安全面を考慮しながら改善策の検討をしてまいります。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ぜひ、この床の状態を改善していただきますようよろしくお願いいたします。 次に、今現在卓球台が古くて状態がとても悪くて、傷とかボールが跳ねない箇所とかがあったり、高さがアンバランスだったりとか、今、卓球台の色も変わっています。勤労青少年ホームは、私も30年以上前から利用させてもらっています。そういうこともあって、さらについ最近卓球もプロ化して、宜野湾市立体育館でも地元琉球アスティーダというプロが結成されて、リーグも開催されています。そういったことで、今後今まで卓球に関心なかった方も利用者がふえていきます。そういうことで、台の整備をぜひ検討していただけますか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。近年の卓球競技の人気の高まりにより、県内でも卓球人口がふえていると言われ、また去る11月には卓球の国内新プロリーグであるTリーグが宜野湾市立体育館で開催され、地元チームの琉球アスティーダの応援に多くのファンが来場されたと聞いております。 軽運動室の卓球台ですが、議員御指摘のとおり長年の使用により劣化している状況にあります。卓球台の整備についてですが、勤労青少年ホームは昭和53年に建築され、築40年が経過し、建物自体の老朽化が進行しているため、新たな備品等の更新については、必要性、緊急性、コストなどを考慮し、慎重に判断をしている状況にあります。卓球台の整備につきましても、状態を確認し、さまざまな要素を勘案しながら検討していきたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。ぜひ卓球台、メーカーによって本当に低価格な台もありますので、ぜひこの整備のほうを御検討お願いいたします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。小中学校における虫歯予防対策についてお伺いいたします。全国に比べて市内小中学校の虫歯保有率は高いのでしょうか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 こんにちは。宮城力議員の御質問にお答えいたします。平成29年度本市公立小学校児童の齲歯保有率は66%と、県平均63.7%、全国平均47%に比べ高い状況でございます。中学校は、市平均68.8%、県、61.7%、全国は37.4%で、小学校と同様に県、全国に比べて齲歯保有率は高い状況でございます。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) ありがとうございます。この虫歯のある児童生徒に対して、個別指導や治療勧告は行っているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎甲斐達二指導部長 お答えいたします。学校においては、毎年定期歯科健診において虫歯のある児童生徒に対し、学校歯科医や養護教諭等から個別指導を行ってございます。また、定期健診の結果を集約後、各家庭に対し虫歯治療勧告を行っております。 ○上地安之議長 宮城力議員。 ◆8番(宮城力議員) この虫歯に対しても、状況はかなり深刻な状況であります。さらなる対応の必要があると思います。ある歯医者さんでは、子供の虫歯治療をする前に、父母の皆さんに長い時間をかけてアドバイスをしております。本市においても歯ブラシ指導とかを行っていると思いますが、それだけではなく、父母の皆さんにも御協力を願って、子供たちが健康で楽しく教育ができるような虫歯予防対策をさらに講じられるようお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で8番 宮城力議員の質問を終わります。進めてまいります。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時39分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時39分) 引き続き一般質問を行います。20番 呉屋等議員の質問を許します。呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 皆さん、こんにちは。絆輝クラブ、呉屋等でございます。一般質問の前に、所見を少し述べたいと思います。平成18年に施行されました拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律というのがございます。第4条に、国民の間に広く拉致問題についての関心と認識を深めるために、12月10日から12月16日までを北朝鮮人権侵害問題啓発週間とすることと定められております。また、第3条に、地方公共団体は、国と連携を図りつつ、拉致問題その他北朝鮮による人権侵害問題に関する国民世論の啓発を図るように努めるものと法律に定められており、この期間、本市役所庁舎内におきましても、拉致問題啓発のポスターが掲示されております。また、沖縄県警察本部のホームページには、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない沖縄県民の皆様が26名、お名前と顔写真が掲載されております。そのうち宜野湾市民が2名いらっしゃいます。北朝鮮に拉致された全ての方が、一日も早く祖国日本に帰ることができるよう願い、微力ながら頑張ってまいります。 それでは、議長よりお許しをいただきましたので、50回目の一般質問を始めてまいります。初めに、普天間飛行場(普天満宮)周辺まちづくり事業の進捗状況についてお伺いいたします。現在、普天満宮前の建物解体工事が行われております。この工事は、平成29年度の繰り越し分の工事でしょうか。まず、これについて御答弁ください。 あとは自席よりお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 こんにちは。呉屋等議員の御質問にお答えいたします。普天間地区門前広場において、現在解体を進めております物件に関しましては、平成29年度繰り越し分と平成30年度分を合算し執行しております。年内完了へ向けて、権利者様において解体工事を進めていただいているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 平成29年度繰り越し分と平成30年度を合算して工事を進めていただいていることを確認できました。ありがとうございます。 また、工程表によりますと門前広場の物件調査は平成28年度完了予定となってございますが、この工程表どおり進んでおりますか。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 御質問にお答えいたします。議員御質問の物件調査に関しましては、平成28年度事業として全て完了しております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 門前広場の物件調査は、工程表どおり行って完了されたということで、どうもありがとうございます。 次に、年内並びに年度内の物件調査、これは門前広場だけではなくて、交流広場とか全て含めてですが、物件調査件数と物件補償並びに解体工事の場所について御答弁ください。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 御質問にお答えいたします。今年度の物件補償に関しましては、個別の交渉状況について詳細な答弁は控えますが、年内に門前広場において複数件の補償契約を予定しております。年度内においては、補償契約に向けて交渉を継続していく予定でございます。また、補償に伴う物件解体につきましては、門前広場において年内に現在解体中の物件の完了を予定しており、年度内においても、加えて複数件の解体完了を目指して補償交渉を進めているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 進捗のほうがしっかり進んでいることも確認させていただいております。 次に、交流広場、こちらのほうの物件調査の件数と進捗状況について、こちらのほうも計画どおり行われておりますでしょうか。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 御質問にお答えいたします。今年度、交流広場の物件調査につきましては、事業地箇所全ての建物8棟について調査を進めているところでございます。建物内部の調査については、権利者様の御協力により、全ての物件において完了しており、補償額の積算に関しましては、年度内完了を予定しているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) ありがとうございます。物件調査、また補償契約というと、外から見てもわかりづらいのですが、今の部長の答弁で、しっかりこれも進んでいっているということが確認をさせていただきました。 それでは、今後の事業内容や予算についてお伺いいたしますが、平成31年度、来年度の取り組みと、その予算について御答弁お願いいたします。
    上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 御質問にお答えいたします。平成31年度の取り組みといたしましては、交流施設の実施設計、沖縄平和祈念像原型の保存及び展示へ向けた基本実施設計並びに並松街道などの実施設計及び用地測量、物件調査について進めてまいります。また、門前広場などの物件補償につきましても引き続き取り組んでまいります。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) ここで、提言をさせていただきたいと思うのですが、先ほど企画部長から現在門前広場の行われている解体工事が年内に完了予定とお聞きしました。実は、この市道普天間1区10号でございます。神宮寺のほうで告別式がある場合には、車両のほうの相互通行、そしてまた歩行者の通行といって大変混雑し、かつ歩行者のほうが危ない状態もございますので、解体工事が終わって更地になった状態であれば、その普天間1区10号を補完する車道もしくは歩道として、更地になった部分を、これは期限つきというか、その時々ということでよろしいかと思うのですが、そういったことで活用できないでしょうか。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 御質問にお答えいたします。議員御提言の道路、普天間1区10号に関しましては、一部幅員が狭隘な箇所があることや、工事等の際に車両の往来が多いことは把握してございます。今後、門前広場の外周道路整備を予定しておりますが、それまでの間、事業地の補償や用地取得の状況も踏まえながら、その活用について検討してまいります。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) ケース・バイ・ケースという言い方がいいかわかりませんが、そういった状況に応じてぜひとも利用できるように御検討方お願いします。 そして、もう一つ、ことしの3月議会でも提言させていただきました、現在交番横に更地がございます。そして、またさらにすぐ4月には横断幕を設置していただきまして、感謝しておるのですが、そのときももっと大きな3倍以上あるような完成予想図のパースがありますので、完成予想図のパースを組んだ大きな完成予想図を更地になった部分のほうに設置していただき、それを市民、県民が見ますので、事業のアピールにもなります。そして、またこのことが、物件補償で進めていく上にも大きな意義が出てくると思うのです。それで、再度また、確かに現在横断幕を設置いただいているのですが、それよりもはるかに大き目の3倍ぐらいあるようなもの、そして完成予想図のパースをあわせて設置をしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 御質問にお答えいたします。議員御提言の完成予想パース設置につきましては、事業PRなどに有効と考えますので、物件補償や用地取得の状況も踏まえながら設置へ向けて取り組んでまいります。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 企画部長、ぜひお願いします。他市のほうに行くと、そういった完成予想図のパース等が大きなものが設置されているのをたびたび拝見しますので、ぜひとも機運を盛り上げるためにもお願いいたします。 次に、普天間門前町広場条例の運用についてお尋ねいたします。同条例のほうの第17条に、指定管理者に広場の管理を行わせることができるものとするということが規定されております。具体的にいつごろから広場の管理を指定管理者へ移行させる予定でしょうか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。御質問の指定管理者への委託時期につきましては、門前広場の整備を完了した後に速やかに行う予定でございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) これは更地になって整備する回廊だとかあずまやだとか、そういうもの全てでき上がった時点ということで理解してよろしいですか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。門前広場の整備は1年ないし2年かけてやりますので、整備を終えてから指定管理者に引き継ぎたいと思っております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 先ほどから企画部長のほうの答弁でも普天満宮前の建物解体工事、今現在行っていますが、年内に完了するということであれば、これから年末やお正月の初詣にはたくさんの方が普天満宮あるいは普天満山神宮寺に参拝に見えます。そのときに市民、県民の方が、3階建ての建物が今はなくなって更地になるということは、すごく皆さんもびっくりするし、事業が進んでいくということが、本当に改めてわかってくると思うのです。 そこで、毎年県道の部分であるとか、歩道のほうで出店されている業者の方もいることも承知しています。条例の中には、第4条に、広場内において、次に挙げる行為をしようとするものは、あらかじめ市長の許可を受けなければならないということがございます。その下記というのが、1号で行商、募金、出店、その他これらに類する行為ということでございますので、これから年末年始に向けて更地になっている部分、そしてもう既になっている部分ということで空きスペースが出てまいります。 そこで、ことしの年末から来年のお正月の出店業者の対応について、市長はどのようにお考えでしょうか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。門前広場予定区域内には、現在用地買収により所有権移転された土地は、広場のほぼ中央にあります以前に美容室があった部分でございます。この土地につきましては、年末年始に条例に基づき出店業者に貸し出しを予定しております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) ということは、所有権が市のものになっているところは1カ所だけだということで、実際解体工事が行われている場所が、市への所有権移転がお正月までになければ、それは市がそこを管理することはできない。所有者がいらっしゃるということの今の部長の説明かと思いました。 また、出店を許可された業者さん、もちろんこれは利用料、それが発生いたします。ですから、正規に許可された出店業者さんと、言い方は悪いのですが、無断でやった方がもしあった場合に、しっかり正規に許可していただいた業者さんを、市がお墨つきではないのですけれども、認めていますよと、何かそういう目印になるものがあると、またとてもいいのかなと。許可していただいた人としていないところが混在する中で、こちらのほうはちゃんと許可して、市に利用料を払っているというのがあれば、市からのお墨つきというか、そうやっていただくと、また業者の方も助かるのかなというふうに思います。その辺は御検討はされていらっしゃいますか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。出店業者への貸し出しについては、申請をしていただきまして、許可証というような形で許可をいたします。それを何らかの形で、例えば貸し出ししている店舗に張りつけるとか、そういうような方法もあろうかというふうに考えていますので、運用に当たっては検討させていただきたいと思っております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) では、お正月、あと2週間ぐらいに迫ってきますので、よろしくお願いします。 こうして今いろいろ確認させていただきました中で、事業のほうが目に見えて進展していくということも大変うれしく思っております。市長初め、職員の皆様の取り組みに感謝しつつ、事業の完了に向けて引き続き頑張っていただきたいと思います。 それでは、次の質問に移ります。2番目の質問に移ります。キャンプ瑞慶覧(西普天間住宅地区)における今後の取り組みについてお伺いいたします。まず、埋蔵文化財の取り扱いについてお尋ねします。ことしも11月に2日間、市民を対象とする普天間旧道跡の現地説明会を開催していただきました。ことしの3月議会で、現地説明会の開催についてお伺いしましたが、その当時部長のほうの答弁では、ことしは予定はないが、現地説明会については鋭意努力してまいりたいという前向きな答弁いただきまして、その部長の答弁どおり、予定がなかったのですけれども、努力していただいて2日間、ことしも現地説明会をしていただいたことに改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。 また、昨年、ことしと参加された方からも普天間旧道跡を保存できないかという声が、もちろん教育委員会文化課の皆様へ声も届いていると思いますが、私も一部でよいから現地保存できないでしょうかというふうな提言をさせていただいています。確かに現地保存については、困難であるというふうな答弁もいただきました。しかし、その後にまた教育部長のほうからは、困難ではあるが、近代以降の土木技術等を知る上で非常に重要な遺跡であることを認識しておるということで、引き続き関係部局と協議調整を検討していらっしゃるという、本当にこれも現状に対して前向きにしていきたいということの答弁いただいていますので、その後どのようになったのでしょうか。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎比嘉透教育部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。平成29年度に埋蔵文化財調査にて確認をされました普天間旧道跡の現地保存につきましては、建設部、基地政策部などの関係部署と協議調整を行い、普天間旧道跡の一部を公園内に保全する計画が、現在検討されているというところで御答弁申し上げたいと存じます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) ありがとうございます。教育委員会初め、関係部局の皆様の御協力、そして御理解にも、感謝をいたします。 そして、また普天間旧道跡の文化財指定について3月の議会でもお尋ねしましたが、このなかなか文化財指定というのは、すぐに決まるものではないということも承知しておりますが、それはどのように今検討なされているのでしょうか。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎比嘉透教育部長 御質問にお答えいたします。普天間旧道跡の保存範囲や整備方法など、詳細な計画が決まり次第、関係部署や市の文化財保護審議会と協議をし、文化財指定に向けて取り組んでまいりたい、このように考えているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) ぜひともよろしくお願いします。また、提言をさせていただきますと、この旧道跡、公園として一部保存を今予定していますという大変前向きな答弁いただきました。そうであれば、現地説明会では、文化課の職員から本当に懇切丁寧な説明をしていただきましたが、誰でもすぐわかるような説明板の設置と、あとモニュメント。ここは確かに旧道だけではなくて、馬車道といって鉄道と馬車が通ったという説明もありましたので、それがわかるようなモニュメント等の設置についても、ぜひとも御検討いただきたいと思います。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎比嘉透教育部長 御質問にお答えいたします。今、呉屋等議員の御提言につきましては、今後の普天間旧道跡の文化財整備をする際にぜひ参考にさせていただきたい、このように考えているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 次に、実は先月、在沖米軍海軍病院のクリスマスツリー点灯式がございまして、そこに招待いただきまして、北前ゲートから病院に行きました。その行く途中で埋蔵文化財の調査らしきものを拝見しまして、そこで質問させていただきますが、キャンプ瑞慶覧、西普天間住宅地区というのは有名ですけれども、実は東普天間住宅地区というのもございます。東普天間住宅地区、海軍病院付近で沖縄県が行った埋蔵文化財発掘調査事業について、市のほうで把握している部分がございましたら御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎比嘉透教育部長 御質問にお答えいたします。海軍病院近くの洞穴につきましては、米軍施設内であるため、宜野湾市教育委員会で現地での確認はできてはおりません。沖縄県立埋蔵文化財センターが平成29年度に米軍の住宅建設に伴い、普天間下原古墓群などの発掘調査を実施したところ、議員御質問の洞穴については、石灰岩を掘り込んだ昔のお墓であるものと、同埋蔵文化財センターから報告をいただいているところでございます。発掘調査の詳細な結果につきましては、現在同埋蔵文化財センターのほうで取りまとめをしているところではございますけれども、戦前まで使用されていたお墓や、当時の陶磁器などが確認されているということでの連絡をいただいているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 今回の質問は西普天間住宅地区ではあったのですが、関連して東普天間住宅地区にも御答弁いただきましてありがとうございました。よくわかりました。 それでは、跡地利用についてお尋ねいたします。以前は西普天間住宅跡地、国際医療拠点構想という名称であったかと思います。現在は、沖縄健康医療拠点構想ということで名称が変わっておりますが、この沖縄健康医療拠点構想というのを端的に御説明をいただきたいと思います。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎鈴木宏治基地政策部長 こんにちは。呉屋等議員の御質問にお答えいたします。西普天間住宅地区の跡地利用におきまして、核となる沖縄健康医療拠点の構想につきましては、内閣府主催の西普天間住宅地区における国際医療拠点の形成に関する協議会において、平成29年4月に協議会報告として、国際性、離島の特性を踏まえた沖縄健康医療拠点についての内容が公表されたところでございます。協議会の報告によりますと、沖縄健康医療拠点について、沖縄の医療の国際性や広域、多数の島から成る沖縄の医療の特性を踏まえ、高度医療・研究機能の拡充、地域医療水準の向上、国際研究交流・医療人材育成の3つの柱として整備を進めると明記されておりますので、これらを踏まえた上で、今後琉球大学医学部及び同附属病院の移設を中心とした沖縄健康医療拠点の形成に向け、国、沖縄県、琉球大学、宜野湾市による連携した取り組みについて検討していくものと考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 概要的な総論的なものは何となくわかってきたような感じするのですが、例えば琉球大学の医学部、同附属病院以外の建物がそこにできるのかどうか。例えば以前でしたら、重粒子線がん治療施設がここにできるというような話、これは県主催でしたけれども、そういう話もなくなっているということも聞いている中で、何か新たなそういった施設というのもこの中に入ってくるのでしょうか。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎鈴木宏治基地政策部長 御質問にお答えいたします。現状につきましては、琉球大学、同附属病院が西普天間住宅地区に移ってくるというところまででございまして、新たに施設等については、また今後どういうふうになってくるかというものかと思っております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 今の段階では部長の答弁のとおりだということですが、なぜそういうことを聞いたかというと、この西普天間住宅地区はもちろんですが、ぎのわんヒルズ通り商店街からも地域に駐車場の整備ということと、また市長公約にも駐車場の整備ということで、駐車場を建てるスペースがどれだけあるのかということと、また宜野湾市の土地がどれだけあるのかということで、新たな何か建物ができると、またそういうスペースが本当にあるのかというふうなことを考えたものですから、部長に確認させていただきました。 そこで、この西普天間住宅地区の土地を有効的に活用した、本員は立体駐車場というふうな言い方をさせていただいていますが、そういった駐車場の整備をどのようにお考えでしょうか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 呉屋等議員の御質問にお答えいたします。琉球大学医学部及び同附属病院の西普天間住宅地区への移転により、新たなまちが形成されることで多くの方が本市を訪れ、周辺市街地の活性化が進むことが期待されているところでございます。多くの商店街では、来客用の駐車場が不足していることもあり、西普天間住宅地区においても同様の課題が懸念されます。そのため、市といたしましても、にぎわいと活気あふれる商店街づくりを目指し、集客力の向上に資する支援につなげるためにも、隣接する普天満神宮周辺や県道81号線沿いのヒルズ通り商店街などを含め、駐車場について考察していく必要があると認識してございます。今後、財源確保などの課題も踏まえ、市民駐車場整備の需要と必要性、経済効果、周辺地域への影響について関連部署と協議し、取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) いろいろ協議、そして調査が必要かと思いますので、ぜひとも取り組んでいただきますようよろしくお願いします。 そして、前回の議会の中でも、西普天間住宅地区内の都市計画道路におきまして無電柱化の話もございました。ことし10月の沖縄ブロック無電柱化推進協議会におきまして、西普天間住宅地区内の都市計画道路の無電柱化については承認されているものと認識をしておりますが、確認を含めてその路線について、西普天間住宅地区内の何本の路線の無電柱化が認められているのかもあわせて御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。当該地区の都市計画道路は、字喜友名下原を起点、字普天間石川原を終点とする延長約1,430メートル、幅員20メートルの3-4-75号、西普天間線と、字喜友名山川原を起点、字喜友名下原を終点とする延長約800メートル、幅員16メートルの3-4-76号、喜友名線の2路線の整備が計画されております。現在、来年1月の都市計画決定の告知に向け、事業の進捗を図っているところでございます。当該2路線につきましては、無電柱化が必要な路線として、沖縄ブロック無電柱化推進協議会へ要望し、本年10月10日付で協議会によって、無電柱化を整備してよい路線として承認を得ているところでございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 国の管理する道路以外で、本市の中で市道として無電柱化をやる路線が、今回西普天間住宅地区で2本も都市計画の中でできるということは、大変すばらしいことだと思います。また、西普天間住宅地区のロケーションや防災のときのどうしても電柱というのが、過去の台風で交通の妨げになったあるいは停電の要因になったということで、特に琉大病院が来るところでもございますので、この無電柱化の推進、本当に担当部局の皆様の御努力に感謝申し上げます。 そして、この西普天間住宅地区は、我々議員も何度か入ってございまして、文化財見学も含めて開発行為が始まる前の期間で結構なのですが、地権者の皆様とか市民の皆様を対象に文化的なものあるいは自然観察という事業、簡単に言うと子供からお年寄りまで西普天間住宅地区の中に入れるような事業というのを、ぜひともこの開発行為が行われる前にその企画をしていただきたいと思うのです。いろいろ地権者の問題とかもあるかと思うのですが、入った中でこれだけの土地、そして眺めがいい。そういったのをあわせると、やはり子供たちにもその土地に入って、いろんな可能性を広げてもらいたいと思うのですが、これについて御見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 基地政策部長。 ◎鈴木宏治基地政策部長 御質問にお答えいたします。西普天間住宅地区跡地につきましては、本年3月末に沖縄防衛局より土地所有者に対し、土地が引き渡され、土地所有者、宜野湾市、国との間で協議を行い、3者において撤去保留物件の処理等に関する協議書を作成し、土地の管理について土地区画整理事業の施行に必要な場合においては、宜野湾市または宜野湾市が認めた者が行うものとすると、一定の管理条件を定めたところでございます。また、保安上、環境上の観点から、フェンスや屋外排水設備、赤土流出防止用沈砂池等を残し、種子吹きつけを行うことによって、地区外への赤土流出を防ぐ対策を講じ、土地の管理を行っているところでございます。 このように土地が土地所有者に引き渡されており、一定の管理条件のもと立ち入りしている状況でありますので、御提案いただきました跡地内での文化的な事業等の開催につきましては、保安上、環境上の観点から、土地管理に支障がないかどうかを検証し、土地所有者、国の意見を踏まえ、関係部署と協議しながら調査研究してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) さまざまな問題があるのだなということも今の答弁で感じましたが、子供からお年寄りまで、こういう中に何とか文化的事業をあわせながらできるように、また調査研究引き続きお願いいたします。 それでは、次の質問に移ります。3番目の障害者雇用の取り組みについてお尋ねいたします。ことしの4月1日から障害者雇用義務の対象として、これまでの身体障害者、知的障害者に精神障害者が加わり、あわせて法定雇用率も変わりました。国、地方公共団体等の法定雇用率が、ことし4月1日より2.3%から2.5%へと引き上がりました。あわせて都道府県等の教育委員会も2.2%から2.4%へ上がりました。そこで、お尋ねいたしますが、本市の市長部局並びに教育委員会の法定雇用率と就労人数について御答弁ください。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 こんにちは。呉屋等議員の御質問にお答えします。障害者の雇用の促進等に関する法律に基づき、毎年沖縄労働局へ報告を行っている法定雇用率につきまして、本年6月1日現在における本市の状況としまして、市長部局が2.5%の基準に対し3.15%、教育委員会におきましては2.4%の基準に対し2.8%というふうに基準を満たしているような状況でございます。人数につきましては、市長部局のほうで9名、教育委員会のほうで2名というふうになってございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 市長部局3.15%、教育委員会2.8%ということで、どちらも法定雇用率を上回っていることはよく理解しておりますが、いただいた資料によると、教育委員会のほうで実質雇用人数が昨年度に比べてことし1名減になっておられました。その減の理由について御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 呉屋等議員の御質問にお答えします。障害者手帳を持っておられる職員1名が、ことし4月1日付の人事異動で教育委員会から市長部局へ異動となってございます。異動については、通常の人事異動、人事交流の一環で行ったものとなっており、人事異動後も先ほど答弁しましたように、市長部局、教育委員会ともに法定雇用率を満たしている状況でございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 人事交流のためということで理解いたしました。 次に、民間企業のほうも2.0%から、4月1日は2.2%ということで、民間企業においても法定雇用率が上がっておりますが、次に県内の民間企業の法定雇用率の達成状況について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。県内の障害者の雇用状況でございますが、沖縄労働局において、県全体の障害者の雇用状況を年1回公表しております。最新の情報は平成29年のものとなりますが、沖縄県内の障害者の実雇用率は2.43%となっており、全国6位の数値となってございます。また、調査の対象となった企業899社のうち、法定雇用率を達成している企業は554社、達成割合は61.6%となってございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 部長、ありがとうございます。ただ、平成29年度の資料ということで、企業の対象がたしか50名以上から45名ということで、恐らく雇用対象する企業はふえてくると思うので、また引き続き労働局等からそういった情報がありましたら、御確認のほうお願いいたします。 そして、次に障害者就労支援事業者で営利目的で参入した事業者の一部で、不適切な雇用実態が明らかになり、国が昨年3月末に公的な給付金を利用する利用者の賃金払いにて、充ててはならないとする指定基準の見直しを通知いたしました。昨年の3月末でございます。 そして、それに伴いお尋ねいたしますが、障害者就労支援A型で、いわゆる事業収入だけで利用者の給与を賄えない事業者、それらの本市のほうの現状について御答弁ください。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。就労継続支援A型は、雇用契約を結び、最低賃金以上を支払う仕組みで、一般雇用が難しい65歳未満の障害者が採用され、就労訓練を行う障害福祉サービスとなってございます。昨年度の制度改正で、A型事業所が事業収入だけで給与の支払いができず、事業所を閉所するということが全国で起きましたが、本市におきましては、改正当時、A型事業所が10カ所あるうち2カ所閉所となっておりますが、この2カ所につきましては、制度改正によるものではなく、他の事業への変更等によるものとなってございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 今、部長のほうから制度の改正ではなくということで理由ございました。もう一度確認のために、実は昨年9月1日の沖縄タイムスの記事に、沖縄労働局が受理した障害者解雇届け出数が88人とありました。中でも障害者就労継続支援A型の事業所が98%を占めると記事がございました。 そこで、お尋ねいたしますが、昨年からことしにかけて就労支援継続A型事業者の減少の数は、今2事業者ということで説明いただきましたが、今度利用者の解雇の状況についてどのようになっているのか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。今年度につきましても制度改正の影響によるA型事業所の閉所はなく、利用者の解雇もございません。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 部長の答弁、今安心しました。本市において就労支援継続A型事業所のほうは、健全に運営をされているということのあらわれかと思いますので、安心をいたしました。ありがとうございます。 そして、また障害のある方が就業意欲をお持ちで働こうと思っても、相談、そして申請、登録ということで、働くまでにはかなりの日数がかかるそうです。この期間をもう少し短縮できないでしょうか。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。まず、障害福祉サービスの利用手続について御説明いたします。窓口にて相談を受け、その申請に基づき関係書類を精査し、その後訪問調査を行います。また、計画相談員の決定並びに面談や計画案の作成を経て支給決定会議に諮り、その後支給者証を発行し、サービス利用開始となります。本市におきましては、これらの経過を経て慎重に対応しているところであり、おおむね1カ月の時間を要しているところでありますが、今後事務の合理化を図りつつ、期間短縮に向け努力してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) ぜひよろしくお願いいたします。そして、障害のある方が仕事を探す際に、一番近いところだと宜野湾市役所の敷地内にありますふるさと職業相談室へ行かれるという話をよく聞きます。実際に行った方がいろいろ求人を見るのですが、実はここには専門援助員の配置がなくて、沖縄市のハローワークのほうへ行ってくださいというふうに言われるそうなのです。せっかくふるさと職業相談室に行って求人見ても、また沖縄市へ行ってくださいと言われると、なかなかモチベーションが下がってしまうというような話も聞きました。 そこで、当然これは敷地内にあっても、ハローワーク、沖縄労働管理局のものということも承知していますので、週に数日間でも結構ですので、この敷地内にあるふるさと職業相談室、そこのほうに専門相談員の配置を検討していただくように、宜野湾市のほうからハローワークであるとか沖縄労働局へ調整できないでしょうか。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。障害者がA型就労や一般就労する際には、ハローワークの専門援助部門に相談、登録する必要がございます。専門援助部門は、労働局、ハローワークの機関となっております。議員御質問のふるさとハローワークへの専門援助の巡回、窓口の設置につきましては、今後関係部署及び労働局側とも意見交換を行いながら、可能かどうか検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 部長、ぜひよろしくお願いいたします。せっかく就労意欲を持って訪ねてきても、また沖縄市に行ってくださいではなくて、週に何回かこっちに専門相談員がいらっしゃれば、また雇用に結びつく機会も多くなると思いますので、ぜひよろしくお願いします。 それでは、済みません。次に、4番目の質問に参ります。宜野湾市ポイ捨てのない快適なまちづくり条例に基づく取り組みについて質問いたします。これまでも何度か提言をさせていただいていますが、その進捗状況をお伺いいたします。まず、環境美化重点地域の指定について、本市においては既に指定をされたのか。調査研究ということで御答弁がありましたが、その結果について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。まず、これまで議員には御提言をいただいたことに感謝申し上げます。提言をいただいた環境美化重点地区の指定についてですが、現在も重点地区の指定には至っておりません。理由は、各自治会、PTA、普天間門前まちづくり期成会、沖縄コンベンションシティ会、はごろも祭り前の清掃等さまざまな団体や個人の取り組みがあるため、どういった指標で重点地区を指定するのか、まだ方針を決定できていないためでございます。他市町村における重点地区としての基準も確認中であることから、今後もさらに個人や団体の活動状況の把握及び研究を重ねてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) さまざまな団体があるので、どこを重点指定とするかが課題という御答弁ですが、それもわかるのですが、一番いいのは現場で見てみることだと思うのです。それで、ことしの3月には、当時の環境対策課の課長が実際に朝早くから来ていただいて、普天間門前まちづくり期成会と海軍病院がやっているクリーン活動も参加してもらいました。一番いいのは、そこを見るということが肝要かと思いますので、ぜひとも現場に実際に足を運んでいただいて、どういうものかというのをしっかりとまた担当課でも調査お願いいたします。 そして、また実際ごみを捨てなければいいのです。ただ、その辺のところの啓発活動というのがなかなかされていないのではないかと。もちろん5月30日のごみゼロの日であるとか、市報のほうにはそういったのも掲載されますが、私ども県外のほうに出張へ行きますと、ポイ捨て禁止だとかいろんなところでのぼりであるとか、あるいは駅前だと路面標示であるとか、要は目に見えるもので訴えておりまして、それも通年でやられております。おかげで最近は県外に出張に行って、たばこが落ちているのをほとんど見たことがございません。それだけその日だけではなくて、ずっと通年でやることがやっぱり大事かな。そこで初めて啓発ができるのかなと思いますので、この啓発活動について、年間を通しての啓発広報活動というのは検討されたのでしょうか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。先ほど、まずは現場を見てという議員のお話もございました。ことしの8月に普天間門前まちづくり期成会の清掃活動、8月12日、日曜日の早朝でしたが、これには職員も多数参加して現場も見てまいりました。このときは米軍の方もボランティアで参加されていて、総勢300名ぐらいでしたか、大勢の方が集まってまちをきれいにしているというところがあったので、そういった活動を続けるという必要性、ありがたさというのは感じております。 今の啓発活動についてでございますが、毎年5月30日、ごみゼロの日にごみのポイ捨て公開パトロールを実施しており、今年度は「ポイ捨てのない快適なまちづくり」のキャッチコピー入りののぼり旗を新調し、チラシと一緒に種子の配布を行っております。また、市役所ロビーにおいては、1週間ごみ減量化も含めたキャンペーン展示を行い、ごみ捨て条例の広報活動を行っております。年間を通しての活動は少ないですが、引き続き啓発活動を行い、周知を図るべく取り組んでまいります。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) ですから、その重点地域の指定というのが私は大事かと思うのです。ふだんからごみを捨てられないようなところに今のぼりとか置いても、そこはもうオーケーなのです。そうではなくて、いつもここは必ずごみがあるという場所があるのです、通りには。そこにそういった啓発するためののぼりを立てたりとかするということで、そこのところが、要はこれはいけないのだというふうなことを認識してもらえると思います。ですから、重点区域というのを早目に決めていただいて、そこには通年のぼりを立てて、そういう捨てる人に訴えるしかないと思うのです。そういうことはやっぱりいけないよと。ですから、そこは早目に重点地域を決めて、通年を通してそういった啓発活動を行っていただきたいと思います。 先ほど部長からも、各自治会、PTA等々でさまざまな活動をされているという話がございました。例えば年に2回以上、こういったクリーン活動を行っている団体が市内にどれだけあるのかという点と、あと今まで市においてクリーン活動を行っている団体もしくは個人に対し、表彰というのを行われたことがあるのかということで、2つ質問をまとめさせてください。お願いします。
    上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。先ほど自治会やPTAなど、さまざまな団体の取り組みを説明申し上げましたが、その中で年間を通して2回以上ボランティア清掃を行っている団体となると、全ては把握し切れておらず、環境対策課へボランティア申請を行っている団体として絞り込むと、平成29年度実績で3団体ございます。 次に、クリーン活動について市が表彰を行ったことがあるかという御質問ですが、これまでに市が表彰を行った事例はございません。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 年間2回以上クリーン活動を行った団体は3団体と、何か少ないなという、もっとあるのかなという意識をしますが、これはあくまで環境対策課に届けている分ということですよね。わかりました。それで、表彰についても今まで行っていないということもわかりました。 それで、こういうごみ問題、クリーン活動の啓発の意味も込めまして、NPOの普天間門前まちづくり期成会では、約10年間近く、毎月日曜日には周辺のクリーン活動を行っております。理事長の柏田吉美氏は、毎月陣頭指揮をとって小雨の日でもやっておられます。また、在沖米軍海軍病院のキューナー大佐もほとんど毎月参加され、キューナー大佐が赴任されてからは、在沖米軍海軍病院の参加者が倍以上にふえているのです。ですから、何が言いたいかというと、このお二人に対して市から何らかの感謝状というのを御検討いただけないかなと思いまして、これは啓発、ほかの頑張っている団体の方にも、また次回はそこの団体もということも含めて、まずは最初のステップということで、この後もまた次の団体さんということで、今後御検討いただけないでしょうか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。各自治会なども含め、活動を行っているさまざまな団体がございます。地道に環境美化に取り組んでいる団体や個人へ、その貢献に対し表彰を行うことはすばらしい考えだと思います。現在、本市において、清掃活動などを表彰する基準がございませんので、沖縄県の表彰基準などを参照し、市の表彰基準及び対象項目などを検討し、表彰を行えるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 頑張っている方、これから頑張りたいと思う方のためにも、ぜひ御検討お願いします。 それでは、時間もございませんので、5番目質問へ移ります。自動販売機の売り上げを活用した防犯カメラの設置についてお伺いいたします。以前もこの件で質問した際に、平成25年から平成29年度の中で、公園での事件、事故について件数をお伺いしましたところ、5年間で82件の事件、事故があったというふうな、これはトイレの破損とかも含めてですが、というような報告もございましたので、私は早目にまずはいこいの市民パークへの防犯カメラの設置というのを提言させていただいていますが、どのように検討なされたのでしょうか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。いこいの市民パークへの防犯カメラの設置についてでございますが、いこいの市民パークの防犯カメラは、平成25年11月に警察が設置いたしましたが、翌年2月には撤去するとのことでございました。しかしながら、同公園は深夜徘回などによる補導率も高く、防犯対策の上からもカメラの設置が必要なことから、平成26年3月に宜野湾市防犯対策会議の予算で、管理事務所屋上と公園入り口の街灯2カ所の計3台を設置いたしました。設置しましたカメラは、ネットワーク端子を装備した監視用カメラとなっており、LANケーブル接続によってパソコンでSDカードに録画された画像を確認することができます。なお、管理事務所屋上に設置されたカメラは、管理事務所のモニターともつなげており、事務所でも映像を確認することができます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 私もいこいの市民パークへ行きまして、管理棟のモニタリングできるカメラは見ました。ただ、先ほど知名議員の質問の中で、この入り口が3カ所あるということがわかりましたので、今のカメラの台数では少ないのかなということで考えています。また、事件、事故の件数も含めると、カメラの増設という中で、以前は公園の中に自動販売機を設置して、それで売り上げをやると、今度また指定管理者の売り上げのほうの問題もあるという話がありましたので、そこで自動販売機を置く場所はどこでもいいのです。要は売り上げなので。ですから、市役所の庁舎内に自動販売機は設置して、その売り上げの一部でいこいの市民パークに防犯カメラを設置するというのが、一番早いのかなと思いますが、その件について御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 呉屋等議員の御質問にお答えします。自動販売機の売り上げ手数料の一部を活用した防犯カメラの設置につきましては、運営費の財政負担の軽減につながるあるいはまた防犯効果にもつながるというふうに考えておりますので、以前議員のほうから浦添市の情報もいただいております。先進事例を参考に施設管理部署や指定管理者などと協議を行いながら、設置に向けて検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) あわせて公園だけではなくて、市役所の来客駐車場、これは市役所の防犯の意味もあります。そして、また消防裏のほうにも最近駐車場の利用がかなり多くなっていますので、そちらのほうにも防犯カメラの設置は必要かと思いますが、いかがでしょうか。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。先ほどの御答弁と重複もいたしますけれども、今後先進事例を参考に総務部あるいは施設管理部署、指定管理者、自販機そのものが市庁舎外設置ということも含めて検討してまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 実は3月議会の答弁と全く同じような答弁が返ってきていますが、私は緊急性があるものだと思いますので、こうやって何度も質問しております。松川市長にお尋ねいたします。この自動販売機の売り上げの一部を利用する防犯カメラをいこいの市民パークやほかの公園、あと市役所、そして消防本部の来客駐車場へのカメラの設置について御見解をお伺いしたいと思います。 ○上地安之議長 市長。 ◎松川正則市長 お答えいたします。ただいま御提言がございました。防犯カメラを役所や消防等にも設置と、そこへ自動販売機の売り上げから捻出をしていくというような財政の仕組みといいますか、そこはなかなかいい提案かなと思います。ただ、やはり指定管理者等々との調整もございますので、そこはしっかり検討させて取り組んでいきたいというふうに考えております。参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○上地安之議長 呉屋等議員。 ◆20番(呉屋等議員) 公園内の自販機の売り上げだと、指定管理者とのいろんな協議があると。そして、また売り上げが減るのは私もどうかと思いましたので、販売機は庁舎内のほうに置いて、防犯カメラは公園に置くと、そういう方式も全然問題ありませんので、ぜひともこれは緊急性のあるものだと思いますので、早目に御検討お願いしたいと思います。 以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で20番 呉屋等議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時42分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時52分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。7番 宮城政司議員の質問を許します。宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。議席番号7番、会派結・市民ネットワーク、宮城政司ヤイビーン、ユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。一言所見を述べさせていただきます。1年前の12月13日に普天間第二小のグラウンドに米軍ヘリの窓枠が落下する事故がありました。その1週間前、12月7日には、緑ヶ丘保育園に米軍ヘリの部品と思われるものが落下するという事故がありました。先日、市議会で緑ヶ丘保育園を視察したときには、宜野湾市は事故が起きてから1年間何もしていないというような厳しい御指摘もありました。私たち市議会議員と市当局は、この御指摘を重く受けとめないといけないと思います。 17世紀のイギリスでの革命に始まり、18世紀のアメリカやフランスでの人権宣言、20世紀においては第2次世界大戦後の世界人権宣言と、人類は人権の大切さ、重要さを歴史的に確立させてきました。21世紀に入った今では、LGBTなど個人の人権を大切にする流れが今でも世界中で続いています。この人権には、安全に生きる権利、すなわち生存権、そして自分自身の意見を主張する権利、投票権などが含まれ、多くの国でそれぞれの国の憲法などで守られる個人の大切な権利であります。私たち市議会議員、そして市当局は、人類が歴史的にかち取ってきた市民の大切な権利を守る、また守れるような環境を提供する義務があると思います。 さきに述べました緑ヶ丘保育園の視察の際には、上地議長も保育園に米軍ヘリの部品などの落下事故をなくしたい、子供たちを守りたいというのは議員みんな同じ思いだ。また、議員みんなでこういった思いを市当局へ伝えていきましょうというようなこともおっしゃっていました。私たち議員はもちろん、当局の皆様も緑ヶ丘保育園、普天間第二小の子供たちや御両親、先生方の気持ちになって、同じような事故が二度と起きないように、またこの事故を風化させないよう一緒に頑張っていきましょう。 長くなりましたが、議長より許可をいただきましたので、事前に通告いたしました一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 まず、1つ目の質問です。普天間基地の地下水汚染の上流部への影響ということで、上流部、宜野湾区などの調査状況を伺いたいと思います。普天間基地に起因すると思われるPFOSなどが地下水から検出されたというような新聞報道がありました。ほかの議員の皆様からも同様な質問があり、繰り返しの答弁を求めることになりますが、お聞かせいただきたいと思います。普天間基地を抱える宜野湾市では、市内でどのような水質調査を実施しているか、答弁をお願いいたします。 以降の質問は自席からさせていただきます。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。現在、沖縄県において、原因究明及び状況把握のために継続的に調査を行っておりますので、本市といたしましては、引き続き沖縄県との連携体制を強化し、対応してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御答弁ありがとうございました。私が調査した限りでは、沖縄県環境部環境保全課の平成29年度PFOS・PFOA調査結果について(冬季結果)によると、PFOSとPFOAの合計の最大値が、いこいの市民パークで15ナノグラムパーリットル、クマイアブ、これは宜野湾区内のものなのですが、16ナノグラムパーリットルとなっております。これまでのほかの議員からの質問に対する当局の答弁にもあったのですが、アメリカ環境保護庁の定める生涯健康勧告値が70ナノグラムパーリットルとあり、このいこいの市民パークの15ナノグラムやクマイアブの16ナノグラムというのは、全然及ばないように感じられます。ただ、アメリカでの事例ですが、ある州においては飲料水の含有量の勧告値を20ナノグラムパーリットルとする州も出てきたことを考えると、この15ナノグラムや16ナノグラムというものも、簡単に見過ごすことはできない数値だと考えられます。 そして、沖縄県の調査の結果、普天間基地の周辺でこのような結果が出たということですので、当局には積極的、自発的に、市内の出来事ですので、原因の調査、有害物質の調査等を進めていただきたいと思います。普天間基地での米軍の活動を全て把握することというのはできないと思います。そのため、当局は普天間基地周辺の地下水でPFOSが発生したことなど、普天間基地が原因であると断定することは難しいと思います。ただし、逆に考えると、今後普天間基地が原因となってどのような汚染があるかもわからないというふうに考えられます。 このPFOSの発生原因というのは、今後継続して調査していただきたいと思いますが、原因の追及と並行して、市民の安全・安心を守るのも当局の努めであると思いますので、ぜひ湧き水と地下水の調査も、市民の安全・安心を守っていただくために積極的に調査を行っていただきたいと思います。不確かな情報で市内の産業や市民の生活へ風評被害につながるようなことは、絶対にあってはならないことだと思います。そして、この風評被害への一番の対策は正確な情報です。ぜひ宜野湾市当局からも正確な情報の発信をお願いしたいと思います。 そして、この宜野湾市の地下水というのは、宜野湾市の財産、宝の一つであります。普天間基地がなくなった後の跡地利用を検討したりすることがあるのですが、そのような場合では、地下水を利用したまちづくりというのは非常に多くの賛同を得られるものです。だからこそ、当局におかれましては、頻度や場所など基地周辺において自発的、能動的、積極的な調査をお願いしたいと思います。そして、その情報を市民への情報提供としてつなげていただくようお願いしたいと思います。 次の質問に移らせていただきます。(2)、上流部、宜野湾区の井戸水、地下水、湧き水などの農業用水としての利用可否を伺いたいと思います。先日、オープニングセレモニーから参加させていただいたのですが、産業まつりにおきましては、体育館の中で市内からたくさんの農作物が出品、展示されておりました。宜野湾区からもたくさんの農作物の出品がありました。 そこで、お伺いしますが、このような農作物を育てる方で湧き水など畑で利用する方々がいらっしゃることを、当局では御認識されているでしょうか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。湧き水を畑の散水に利用している区民がいらっしゃることは承知してございます。なお、沖縄県において、農作物に対する調査も行っており、農作物からはPFOS等は検出されず、農作物への影響がない旨の調査結果が出ております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御答弁ありがとうございました。湧き水を農業用に利用するということは一般的な話だと思われます。これは宜野湾区に限った話ではなく、上下水道が整備される前から湧き水というものは、こういった畑などに利用されてきたと考えられます。そして、上下水道が整備された後でも、水道代とかを考えたり、これまでの同じようなやり方でやるということで、継続して湧き水を畑に利用するというのは十分理解できる話であります。私が調査した限り、沖縄県環境部環境保全課の平成29年度PFOS・PFOA調査結果についての夏季結果という資料から、PFOS・PFOAに対して国内には基準などがなく、直接飲用でなければ、健康に問題はないというふうにあります。こういった情報公開があれば、住民の皆様は安心して利用できるものだと思います。 ただ、先ほど述べましたとおり、原因が調べられない状況、普天間基地における米軍の活動を全て把握できないのであれば、今後どのような汚染が発生するかもわからない状況であると思いますので、もちろん何も起きないことを願うばかりですが、起きることを仮に想定した場合、宜野湾市内の産業、また市民への健康の影響を考慮すると、湧き水等を勝手に使ったと、自己責任という言葉だけでは考えられないものです。そのため、湧き水の利用方法についても、今も十分やっていらっしゃることは把握しておりますが、もっともっと能動的に介入して、市民への情報提供、利用方法などに対して指導などを実施していただくようお願いして、この質問を終わらせていただきます。 続いての質問に移らせていただきます。宜野湾市のホームページの活用状況についてお伺いいたします。1番目、利用状況について伺います。現在のホームページへの1日当たりの平均的なアクセス件数を教えてください。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 宮城政司議員の御質問にお答えします。現況として、1日当たりの平均的なアクセス件数については、直近1年間のアクセス数から算定をしたところ、1日平均約7,600件というふうになっております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございました。ICT関連の機器を導入とか増強する場合、事前にどの程度の利用が見込まれるかという見積もりを算出し、その結果をもとに機器を選定して購入という流れになります。宜野湾市におけるホームページ上の機器の導入時、増強時における想定の1日当たりのアクセス数を教えてください。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えします。導入時、平成27年における想定の1日当たりのアクセス件数につきましては、約7,500件から7,700件程度のアクセスを想定してございます。そういった意味からしますと、想定をした範囲内で現況も動いているというふうに理解をしてございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御答弁ありがとうございました。想定の範囲内というよりも、これだけ近い数値で見積もりできていたことが非常に驚きというか、すばらしい見積もりだと思いました。その7,600件当たりのアクセス件数の内訳について伺いたいのですが、パソコンであったりスマートフォン、あとガラケーと言われるフィーチャーフォン、それぞれのアクセスのおおよその数でいいので、割合等でいいので、教えてください。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えします。それぞれの割合ということでございますけれども、端末からのアクセス数ということで御理解いただきたいと思います。まず、パソコン等からのアクセス割合については55%、あとスマートフォン等からのアクセス割合については41%、あとフィーチャーフォンを含むタブレット端末やその他の携帯端末等からのアクセスについては4%というふうになっております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございました。近隣の市町村に関して、浦添市、名護市、北谷町、あと中城村など、私が確認できている限りだったのですけれども、スマートフォンからアクセスすると、スマートフォン用の表示ができます。宜野湾市では、そういうようなサイトがまだ用意されていないように思いますが、今後このようなスマホ用の表示を用意する計画がありますか。もしあるようでしたら、いつごろを予定しているか回答をお願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えします。本市ホームページにつきましては、現在スマートフォンの対応となってはおらず、幾つかの市や近隣町村のホームページにおいては、スマートフォン対応となっていることは認識しております。現在、市で使用しておりますホームページの公開、管理をしておりますシステムについて、平成32年度がシステム更新の時期となっております。スマートフォンへの対応につきましては、このシステム更新を目途に他市の状況も参考にしながら、提供については調整もしてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 平成32年度に導入予定ということで、ぜひ積極的に推進していただきたいと思います。皆さん、恐らく御存じだと思いますが、スマートフォンの普及や浸透というのは非常に著しく、情報収集のツールだけではなく、さまざまな用途で活用されている状況です。宜野湾市のホームページにおきましても、新たな機能の追加等、一生懸命よりよいサイトをつくろうとしているのは見受けられます。ただ、やっぱりスマートフォンでアクセスする方が今後どんどんふえていくと思いますので、ぜひこういった市民へのサービスという意味も込めて、スマートフォン用のサイトの構築も推進をお願いいたします。 1点、細かな話になるのですが、現在のホームページの一番最下部にモバイル版ホームページという、恐らくフィーチャーフォンでアクセスすることを想定されたQRコードが表示されています。これはパソコンで表示させて、それをフィーチャーフォンのカメラで認識させてアクセスするというような利用方法を想定していると思いますが、その認識で合っているか御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えします。御質問のホームページのトップページ最下部のほうにQRコードを表示してございます。これにつきましては、当時この携帯については、議員先ほど申し上げましたガラケーが主流ということで、スマートフォンまでは想定をしていない状況の中で設置をしてございます。議員からありましたように、このQRコードを読み込むことによって、ページアドレスの手入力等の作業を省き、フィーチャーフォンに容易に市のホームページが登録できるような意味も含めて、当時設置をしたということでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御答弁ありがとうございました。このQRコードを表示していること自体、僕はすごいいいアイデアだと思っています。ただ、実際にガラケーでこの宜野湾市のホームページを表示していくと、自分自身で表示した画面を読み取ることができないので、ちょっと難しくなると思うのです。かつパソコンでこのQRコードを表示させている人は、恐らくそのままパソコンで利用すると思います。なので、QRコード自体はそのままでいいと思うのですが、リンクというのですか、ボタンを1つクリックしたら、モバイル版ホームページに飛びますというようなもう一つワンクッションあると、利用者へのさらなるサービスにつながると思いますので、今後フィーチャーフォンがまだまだ使われるようでしたら、こういった方法も御検討いただきたいと思います。 続きまして、次の質問に移らせていただきます。(2)、ホームページに記載されている情報や内容の更新の運用について伺います。個々のリンク先の情報やメンテナンスというのは、誰がどのようにして行っているか、運用について御説明お願いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えします。各課のホームページの情報の掲載につきましては、基本的には各課にてメンテナンスも行っている状況でございます。各課に配置をされておりますIT推進員などの担当者がページの作成や修正等を行い、掲載の前に所属課長による内容のチェックと承認を得て、ホームページに掲載をしているような状況となっております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) わかりました。現在のというと、質問取りでお伝えした時点で直していただいたようなので、現在見れなくなっているのですが、宜野湾市のホームページ、トップページで「宜野湾市施設情報」という表示、そして「宜野湾市イベント情報」という表示がありました。これは、どちらもクリックするとオキナヴィータというサイトに飛びまして、そちらで宜野湾市の施設情報や宜野湾市のイベント情報が確認できるというような仕組みになっていたと思われますが、これは実際飛んでみると、オキナヴィータというサイトでは、「平成27年6月30日時点の内容をもちましてサイトの更新を停止いたしました」と表示されて、一切こういった宜野湾市の施設情報やイベント情報というのは見ることができませんでした。この質問を考えていた当時は、まだそのリンクはあったのですけれども、今、すぐにそういった対応していただいてなくなっているのですが、平成27年6月30日時点ということは、恐らく3年以上そういった状態が続いていたのかなと思うのですが、この件に関して当局の御見解を伺いたいと思います。お願いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。議員おっしゃるように、オキナヴィータの情報につきましては、平成27年以降更新もされないということで、閲覧された方には御不便をおかけしましたということでおわびを申し上げたいというふうに思います。 施設情報やイベント情報からリンクをされておりますオキナヴィータにつきましては、平成21年度に補助金を活用して構築をされており、那覇市、南風原町などと自治体共同利用型ポータルサイトとして各市町村の情報を掲載し、共同運用を行っておりました。この運用について、議員おっしゃるように平成27年6月30日の時点で更新を停止しておりますけれども、その当時情報内容が充実をしておりましたので、即座に公開停止をするのではなく、更新がされないことをトップ画面のほうで注意書きをしながら公開を続けてきた経緯がございます。しかし、更新がない状況で3年の月日が経過をしており、混乱を来す事態を考え、公開の停止に至っているというところで、関係自治体とも調整した中で対応しているというところで御理解いただきたいと思います。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御答弁ありがとうございました。質問取りでお話しさせていただいた時点で、即対応していただいたということで、今後も同じように早急な対応していただけるといいなと思います。 先ほど御答弁いただいた件になるのですが、ホームページの内容や更新結果に関するチェック機能がありますかという問いをさせていただきたかったのですが、先ほどの運用の御説明で御答弁いただいていましたので、今後もしっかりチェックしていただいて、市民へのホームページのサービスの提供をお願いしたいと思います。 ホームページの話からそれるのですが、当局が市民のためにさまざまなイベントや催し等を企画、実行されていることは、私はよく把握しているつもりです。きのうの伊佐哲雄議員からの質問でも取り上げた文化祭については、本当にすばらしいイベントだと認識しております。このような活動というのは、参加するとわかるのですが、非常に内容もよくてすばらしいものが多いです。もちろんイベントごとに改善点等はあると思うのですが、よく耳にするのが、こんなにいいイベントなのに市民は余り知らないよとか、広報や周知が足りないというような声をよく耳にします。当局の皆さんが本当に一生懸命頑張って企画、準備、運営されているようなこういったイベントが、情報発信がうまくできず、集客、周知できていないというのは、本当にもったいないことだと思います。 最近は、フェイスブック、インスタグラムなどのSNSを利用されるとか、G1インフォメーションというアプリを活用されるなど、宜野湾市当局としても頑張っていらっしゃることはよくわかります。ただ、先ほどまで述べていましたとおり、ホームページというのも市当局のデジタル情報の発信の基本となりますので、ぜひホームページも積極的に活用していただき、市民への情報提供をお願いします。そのホームページは、スマートフォンから見たときにも、スマホ用のサイトを用意していただくとか、内容を正確に表示するとかというところも一生懸命頑張っていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたしますという内容で、次の質問に移らせていただきます。 3番目、宜野湾区内の整備について質問させていただきます。1つ目、宜野湾区3丁目2番付近の崖の整備状況について伺います。これは具体的に言いますと、宜野湾市志真志330号沿いの有名なファストフード店の駐車場に面する崖のことであります。崖の一部は整備された状況となっておりますが、土や岩肌が露出したままの部分もある状況です。崖の上部には道路や住宅があり、住民や利用者から不安の声が上がっています。過去には宜野湾市議会においても、この崖の整備に関する質問もありました。カーブミラーが2つあるのですが、そのうちの1つは台風の影響か、外れている状況です。また、崖の下はこのファストフード店の駐車場ですので、万が一の場合があると、大事故につながる可能性もあります。そして、崖の上部ではくぼみができていまして、雨水がたまっている状況です。 そこで、お伺いいたしますが、平成29年6月議会において、この崖に関する整備の一般質問がありました。その際の当局の答弁としては、根本原因の調査研究するということで御答弁いただいています。その平成29年6月議会の質問から1年以上経過しています。現在での研究の成果や進捗状況等について御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 宮城政司議員の御質問にお答えいたします。当該場所においては、昨年度より担当職員による道路や民家のブロック塀の目視調査を行っております。現場においては、今のところ変化が見られないため、根本的な対策は行っておりませんが、引き続き目視調査を行い、注視をしてまいります。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御答弁ありがとうございました。引き続き調査研究していただくということで、期待させていただきます。よろしくお願いします。 この件に関して、住民を含め3つ要望がございまして、台風が原因と思われるのですが、カーブミラーの片方が外れているため、整備していただきたいというのがあります。この道路は、車、通常乗用車が1台通れば、すれ違うことができないぐらい狭い幅の道路になっていて、かつ道の片側は崖になっております。万が一事故等起きると、崖から落ちてしまうような事故にもつながりかねませんので、ぜひカーブミラーの整備を進めていただきたいですというのが1点目です。 2点目が、こういったくぼみができている状況ですので、トラックなどの大型車の通行を制限していただきたいです。実は既に標識があります。ただ、標識を守らない人もいるので、どういった策がとれるかは御相談なのですが、ぜひトラック等大型車が通らないような工夫を検討していただきたいと思います。 3点目、道の上なのですが、くぼんでいるところがあります。素人目に見ると崖のせいなのかなと思うのですが、原因はわからないのです。ただ、水たまりができてしまうのは事実ですので、この近く、この道路を通学路とする小学生が、ここいつも水たまりができて汚いということを言っていました。小学生がいつも通る道でそういうふうな状況が起きているので、ぜひこの道における排水対策を御検討していただきたいです。この3つの要望に対して御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。1点目のカーブミラーにつきましては、今回台風が多く、被害も多かったのですけれども、現在市内の対応に時間を要しているところでございます。当該場所においても対応してまいりたいというふうに考えております。 また、トラック等の大型車両の通行制限につきましては、交通規制にもなっていますけれども、警察等の関係機関とも相談しながら対応を検討してまいりたいというふうに考えております。 また、最後の路上のくぼみにつきましては、雨水のたまることがないよう現場を調査し、対応をとっていきたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御答弁ありがとうございました。ぜひこの3点に関しては、まずは進めていただきたいと思います。 私自身が実際現場で確認しても、恐らくこの崖のせいなのかなと思われるような状況は、もう既に起きています。もしかしたら、今の時点ではまだ目視の確認を続けることで大丈夫かもしれませんが、実際に住んでいる住民の方からすると、毎日目の前でそういった危険というか、怖さを感じる状況ですので、何かが起きる前に、できれば対策を打っていただきたいと思いますので、まずは住民の方の相談に乗っていただくといったところから御支援をしていただきたいと思います。 続いての質問に移らせていただきたいと思います。(2)、宜野湾区1丁目18番付近の里道の整備状況を伺います。この宜野湾区1丁目18番というのは、国道330号沿いの沖銀宜野湾支店から基地向きに向かった住宅街の中にあります市道宜野湾9号と市道宜野湾10号の間に存在する里道です。この里道は、近隣の住民でもともとは整備されていたのだろうと思われるのですが、大分老朽化しております。まず、排水溝がなく、雨水などが垂れ流しとなっているような状況で、じめじめして衛生上非常によろしくない状況です。また、対面にある住宅では、この里道に流れ込んだ汚水が全てその家の敷地内に入っていくような状態になっていて、非常に見ていて心配ですし、住民のある方は、それを鉄砲水と表現するような状況になっているようです。また、この里道の一部、住宅がなく、空き地のような感じになっていて、そこが土が崩れかかっていて、通行するのに少し危険な状態になっていると思います。ただ、この里道を近隣の子供たちが通学路として使っています。車も通らないので、非常に安全という意味では安全かもしれません。 まず、伺いますが、この里道について当局が把握しているか。そして、過去に近隣の住民から当局に相談があったことはありますかということで、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。当該里道に関しましては、一部未舗装部分もありますが、地域の方々が利用されている里道であることは確認をしております。 また、これまで当該里道に関して相談があったかということでございますが、役所のほうには記録等は確認はできておりません。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 先ほども経緯を述べましたとおり、現状、衛生的にも余りよろしくない場所になっていて、また市道と住宅に挟まれた人目につきにくい場所なので、なかなか整備等が行き届かない部分もあると思いますが、今後小学生等も使っている道路ですので、事故防止のためにも早急な整備を検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。4番、普天間飛行場周辺まちづくり事業について質問させていただきます。まず、1番目、真栄原地区の整備状況の進捗を伺います。真栄原地区では、子育てや健康増進機能を備えた交流施設の整備を予定されており、平成30年度は建物補償を順次開始する計画だと認識しています。現状でもそのスケジュールで問題なく進んでいるか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 こんにちは。宮城政司議員の御質問にお答えいたします。議員御質問のとおり、平成30年度より物件補償を開始しており、権利者様との交渉を進めているところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) スケジュールどおりということで認識いたします。この具体的に建物補償を実施する対象というのは何件程度でしょうか。先ほどと同じ答弁になるかもしれませんが、平成30年度現在で建物補償は、順調に進んでいるという理解で正しいでしょうか、御答弁お願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 御質問にお答えいたします。真栄原地区におきましては、約四十数棟余りの建物補償を予定しているところであります。今年度、現時点の補償状況でございますが、個別の補償交渉については詳細な答弁は差し控えますが、現在数件の権利者様と補償交渉を進めているところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございました。現在、整備予定の施設には、社会福祉協議会が移動する計画が含まれていると思います。現在の社協及び社協内にある団体というのは、宜野湾市の福祉の中心となる団体です。市民にとっても非常に重要な存在、団体であります。社協の施設自体も市民から活用されているということは、皆さん御存じのとおりだと思います。ただ、この社協の建物、非常に老朽化が進んでいるのを皆さん多分御存じだと思いますので、この真栄原地区の整備を滞りなく進めていただき、社協の施設のリニューアルをし、市民へのサービスの向上にぜひつなげていただきたいと思います。 そこで、無理かもしれないですが、希望的な質問ですが、真栄原地区の整備について、完成予定を早めることはできるのでしょうか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 御質問にお答えいたします。交流施設の整備完了につきましては、平成37年度を予定しているところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御回答ありがとうございました。平成37年度完成に向けて、ぜひ頑張って推進していただきたいと思います。 次の質問に移ります。普天間門前町の整備状況について進捗を伺います。この件に関しては呉屋等議員が先ほど詳しく質問され、繰り返しの答弁になるかもしれませんが、質問させていただきます。普天間門前町では、各種講座や沖縄平和祈念像の原型を活用した平和学習などを行う交流施設の整備を予定されている。そして、門前広場の次に交流施設、そして参道広場及び並松街道と物件補償、整備を進める計画だと認識しています。現在は門前広場の建物補償を実施しているという状況認識で正しいでしょうか、御答弁お願いします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 御質問にお答えいたします。議員御質問のとおり、門前広場において建物補償を進めているところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございます。本年度、平成30年度現在、済みません。ちょっと時間がないので、進めます。門前広場のみで見た場合、広場の完成予定は平成33年度の予定になっていたと認識していますが、現時点でこの計画は平成33年度の見込みで変わらず、問題ないという認識でよろしいでしょうか、回答お願いします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎米須良清企画部長 御質問にお答えいたします。普天間交番などの移転時期にもよりますが、門前広場の平成33年度完了を目指して、権利者様との交渉や各種整備について取り組んでいるところでございます。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございました。この普天間飛行場周辺まちづくり事業について、事業が普天間、真栄原、あと市道宜野湾11号も含まれると思いますが、市民への周知がもっともっと必要だと思います。市民がこういった明るい計画を知ると、まちづくり自体、そしてまち自体の活性化につながると思います。普天間が活性化すると、宜野湾市全体の活性化にもつながると思いますので、ぜひ積極的な推進をよろしくお願いいたしますということで、次の質問に移らせていただきます。 5番目、市道宜野湾11号の整備について、土地の買い取り状況、進捗等、現状どうなっているか御説明お願いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。宜野湾11号道路整備事業の進捗状況につきましては、各地権者と用地交渉を重ねております。土地売買契約も進めておりますので、事業スケジュールどおり進めることができるよう鋭意努力をしてまいります。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) ありがとうございました。現時点としては、問題なく進められているということで理解します。現時点までは問題ないということで、今後の計画について、済みません。繰り返しの質問になるかもしれないのですが、整備完了まで大まかなスケジュールの説明をお願いいたします。
    上地安之議長 建設部長。 ◎古波蔵晃建設部長 御質問にお答えいたします。今年度は用地取得事業をやっておりますけれども、今後用地取得あるいは沖縄防衛局の支障除去作業が完了した箇所から、道路整備工事を進めていきたいと考えておりまして、平成31年度中での整備供用を目指してまいります。 ○上地安之議長 宮城政司議員。 ◆7番(宮城政司議員) 御説明ありがとうございました。市道宜野湾11号は、近隣の住民から非常に期待された道路ですので、利用者、住民等、皆さんの意見をできる限り集約して実現していただきたいと思います。以前一般質問でさせていただきました歩道の幅員の確保や点字ブロックの整備等はもちろんなのですが、現時点では設計に含まれていなくて難しいことでも、将来的に道の両端に歩道をつくっていただきたいとか、路線バスを通してほしいといった要望が出てくる可能性もございます。そういったことも頭の片隅に入れて推進していただきたいと思います。 また、知名議員からもいこいの市民パークとの接続等の希望もありました。宜野湾市のマスタープランでは、将来的に宜野湾市に鉄軌道を通す計画があります。中部縦貫道路、宜野湾横断道路も計画されており、現時点ではまだ決まっていないとは思いますが、市道宜野湾11号と関連する可能性もありますので、20年、30年先のことも想定した整備の推進をお願いして、私からの一般質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で7番 宮城政司議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は12月17日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。(散会時刻 午後3時37分)...